mana先生の教室の記録


classroom scenery

36週目 ‐ 子供との接し方

2022年が始まりました。小学校4年生のクラス。お友達がお家で飼っているハムスターを見せてくれました。ハムちゃんもお正月に帰省したんだって。「じぃじぃとまだ会ってなかったから」との理由だそうです。年始の授業は、「お正月はどのように過ごされましたか?」という質問から始まりました。みんな、どうやって説明しようと・・・いう顔をしている。お友達の一人が話し出して、自分の番に‼話し終えて上手く言えたと安どの表情。その後、mana先生が「では、先生から質問です。○○さんはお正月どこへ行ったと言いましたでしょうか?」すると、他のお友達は答えられませんでした。自分がどうやって説明しようと考えていたばかりに、お友達の話がうまく聞けてなかったのですね。ここ普通であれば、「ちゃんとしっかり話を聞いてないからだよ」と指摘を受けることもあるかと思うですが、mana先生はそれをしっかりと見抜いておられてて、自分が何を喋ろうかという意識が行くとお友達の話が効けなくなってしまうことを見越しての質問だったのです。この時にmana先生はこう言われました。「大丈夫。こういう時は聞けなくなるものなの。みんなそうなるんだよ。mana先生のところは間違っても良いところだから。でもね、この時に○○さんのお話はこうでしたって答えたら、○○さん嬉しいよね‼ だから、人の話はとっても大切なんだよ。」とこのように説明されたのです。それから子供たりは工夫したのです‼、ある子はノートを取って、またある子は耳を傾けて集中してるんです。決して否定をしないmana先生のご指導が素晴らしい。

30週目 ‐ 物事の考え方

小学校4年生のクラス。考え方って本当に大事ですよね。自分をネガティブに持っていくかポジティブに持っていくかはモノの捉え方ひとつで変わってくる。子どもたちは難しいという言葉を使わない。簡単簡単という言葉が増えた。答えを答えるのも工夫が出てきた。『こういう風に説くこともできるけど、こういう風に解いたんだね。凄いね‼』とmana先生が言うと子どもたちは『こんなの簡単だよ』と少し照れながら言う。この時の姿がとってもカワイイからmana先生も満面の笑みになるんですよね。確かに簡単に見える人も多いかも知れません。しかし、子供の成長に必要なのは、子供の歩幅で一段一段上がることなのですね。慣れてくると「これくらいできるだろう」と大人は思いがちですが、子供にとっては初めての体験が多く、不安も多いのです。そんな大人の一言に傷ついて『自分はダメな子なんだ』と思わせてしまうことは本当に多いのだそうです。そんな大人の無意識から出る言葉は注意できるものではないので難しいところなのですよねと言葉を続けられました。子どもの目線で話をするこれが親の修業。子育てで、親子ともに成長するのはそう言うことではないでしょうかと。

29週目 ‐ 子供たちの熱意

小学校4年生のクラス。『一つの問題をそこまで真剣にする???』mana先生思わず吹き出してました(笑)もう問題に答えられなかったときの落胆が凄かったのです。とっても自信があったのに!!!でもその後、自分で何が間違ってたかをすぐに気がついてんだよね。その方が凄いなと思いました。mana先生が「問題一つにそんなにまでなるの?」と本日も笑顔溢れる教室。楽しい教室ではなく、楽しむ教室になっている。この自主性が学校の勉強にも生かせる。宿題の話。テストの話。自分でしっかり決めて時間を作って勉強している。楽しいからやりたくなる。こういうサイクルを子供の時からつけておけば「諦めない心」が育つように思います。元々頭の良い人、要領の良い人っていないのですね。成功体験が多いほど、要領を考えたくなるものですし、知りたいものですから自然とそうなるものなのかもしれませんね。子どもの熱意を応援していただける環境は大切だなと思いました。

28週目 ‐ 子供たちの社会性と率先力

小学校4年生のクラス。半年前と比べて、一番変わったなと思うところは「率先力」。この頃の教室は答えが分かるとすぐに答えたくなるようです。一時期はあっているかどうか不安だからなかなか最初に答えるのは少し嫌だなという空気がありましたが、この頃は、間違えてても答えるんだという元気いっぱいの授業に成長しました。そんな中、やはりお友達の中には問題の得意不得意があって、一方は積極的であっても、もう一方は…ということもまだまだあります。ここでこの頃素晴らしいのが子どもたちの社会性。周りのお友達のことを観察しているんだね。答えを言うのを待ってみたり、お友達にヒントを出すのも本当に上手いなと感じました。子どもってよく見てる。家にいるとなかなか分からないでしょうけど、こういう姿を見ると親は自分の子どもがとっても成長したんだなと感じますよね。信じていても、それよりもさらに子供の成長は早いのかもしれません。親の元からだんだん離れていくような寂しさも感じますね。

27週目 ‐ 新たに3人でスタート

小学校4年生のクラス。mana先生はこの学年が一番大切な時期だと言われます。子どもたちの意識の代わりはじめの時期なのだそうです。少しずつ協調性を身につける時期。それが話し方にも出だしてきているのがよく分かります。相手一人一人の個性をしっかりと認識していて「相手の立場でものを言う」ことが増えました。例えば、画面上で先生から見て右とか、そういう発言が随所にみられるように。また説明の仕方が、練習の成果もあって、かなり上手になってきているところも驚きます。やり方が分かると本当に覚えるスピードが速くなるのが子供の素晴らしいところですね。こういう姿を見ると「焦らなくても良いのよ」「間違えても良いんだから」という言葉はとっても胸に響きます。

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