mana先生の教室の記録


classroom scenery

44週目 ‐ 勉強が好きになるかどうかの分かれ道

先生のお話をよく聞いて、しっかりとノートを取る。こうすれば、勉強は楽しくなる。けども、ノートのとり方がまだ掴めていないと、「え?え?ちょっと待って!」となって分からないことでつまづいてしまうことが結構あるようです。学校での勉強は人数の多い中で授業を進めていますので、ついていけなくなっても、なかなか分かりませんと言いにくいものですし、こういう細かなところのケアが実は大切なのだなとmana先生の授業を見ていつも思います。mana先生は、子供が集中して考えている時に、よく話しかけるのも、考えながら人の話も聞くという習慣を子どもたちに身につけさせています。そうすると子どもはどうなるのかというと、「心に余裕が出来るようになる」のです。つまり冷静に考えれば後で分からないところは先生に質問すれば、お友達も理解を深めることに繋がりますし、お友達の質問が、自分の理解をより深める情報になっている事にも気がつくようになるのですね。こうすると人の話は重要だと自然に分かってくるので、理解力もつくわけですね。

43週目 ‐ 子供にも事情がある

子どもの成長は人によって違います。その子にあったタイミングで学ぶことが一番望ましいのですが、学校ではそれは難しいのが現状だそうです。物事の理解もそうです。ある子供は1から10の内、6くらいで分かる子もいれば、10言っても分からない子はいるのです。なぜそうなるかというと、問題の捉え方が違ってるのですね。子どもによっては注意の向くと違うので、当然それが出てきて当たり前なのですが、その時違うことに注意が向いただけなのに、それを「注意力が散漫な子ども」とレッテルを貼るような大人の行動があるようなのです。言葉では言わないけど、自分はダメな子なんだと思ってしまうような言動が大人から聞かれるので、勉強が面白くなくなるということもあるのだそうです。ですから、ここでmana先生は魔法の言葉を使います。「今はやる気を出してないだけだよね。あなたが本気を出せば出来る子だって先生知ってるもん」。この言葉で子どもは本当に変わります。「注意力が散漫ではないのですね。色んなことに興味があり過ぎるんですよ」って。

42週目 ‐ 圧巻の授業

私、今回の授業でmana先生マジックを見たような気がします。いや~凄いです。絵をよく見て下さいねと言ってパッと出してパッと隠すのです。何種類の風船がありましたか?とまず質問して、子供たちに数を言ってもらいます。次に色を答えて下さいと聞きます。パッと見せてパッと隠すので当然、最初はほぼ当てずっぽですね。こんなの勉強になるのかなと正直思ってたのですが、これが段々と正確になって言い当ててしまう感じになるのですね。子どもはどうやら、覚え方に工夫をしたみたいなのです。よく速読のような技術の時に映像化して記憶するという話を聞いたことがありますが、まさにそれを彷彿させるかのような出題で、子どもたちも慣れてくるのですね。確かに速読の達人が言ってました。速読は特別な才能だとは思ってません。何故ならこれは訓練で出来たものですからと。ずっと残る記憶ではないにせよ。残したい記憶とそうでない記憶と取捨選択をすれば、これはかなりの学習に有利になりますね。mana先生のお子様が受験勉強を短期間でされた話がありますが、これの面白い話が「お母さん、賢い脳みそを作ってくれてありがとう」と言われたそうです。かなり短い期間だったから、受験のストレスがなかったのだとか、塾にも通ったらしいのですけど、ほぼ復習のような感じだったと言います。短期間でしかも、勉強のペースまで圧倒的に早かったのだそうです。mana先生のお子様はこの知育教育で、なりたい自分なれる自分を実現されたとのこと。mana先生は、知育教室の方が塾よりも安いからお得なんですけどね。ぼそっと言ってらっしゃいました(笑)そりゃ、塾に通わせる期間が短ければお金はかからないですよね。子どもの幸せと家庭のお財布をいっぺんに解決したこの脳の器作り学習はとっても重要だな思った次第でございます。

41週目 ‐ まず自分で考えること

どうしてこの出題をしているのかを考える子どもは少ないと言います。言われたことを素直にするという感じだそうです。ですので、この勉強は自分に何をもたらすのかということが分かれば、「やらされてる」から「やっている」に変わるのかもしれません。今回の面白い問題は、こういう4択の問題があります。さて、この4択問題を完成させてみて下さい。大抵の子どもは「この中に一つだけ食べものがあります。それはア~エの中のどれでしょう?」という問題を作りますが、今回色んな問題を作りましたね。中には、驚くようなとんちの利いた出題を作ったお友達もいました。子どもの想像力は自由で素晴らしいですね。私もチャレンジしましたが、もう固定観念でやられてしまって、それ以外に出題できるアイデアが思いつかないのです。「大人になるにつれて阿呆になる」という昔の講演家の話を思い出しましたね。枠にとらわれない考えは小さい時から養っていきたいものだと痛感しました(笑)

38週目 ‐ 成功体験

mana先生は子どもに成功体験をさせることがとても重要だと言います。実際に授業を見ていると、出来たところに目を向けてそこをお褒めになるということをされてます。ただし、これには注意が必要で、子供でも嘘だと分かるような『褒め方』をすると逆効果になるのだそうです。ですので、褒める時は「心から褒めること」が求められます。このmana先生の褒め方は本当に素晴らしいです。もうこれだけは、絶対にご覧いただきたいです。そりゃ、子供も自信がつきますよ。大人でも尾のような褒め方をされると嬉しくて照れますね。子どもは嬉しいものだから、その後の問題で間違えた時に悔しがりようは芸人さんレベルですよ。そうやって多分照れ隠ししてるんだと思うのです。でも、その時に追い打ちをかけてmana先生が、その悔しがりようが素敵だね。絶対に答えてやるっていうやる気が見えるよ。流石だね‼・・・もう何やっても褒められますよ(笑)合ってても間違ってもどっちも嬉しいこと言われるからもう関係ないんですよ。こうなると、どうなると思います?思い切って自分ことが言えるようになるんですよ。子どものやる気を引き出すには、こうして信じて待つことがとっても必要なことなのだそうです。大抵の親が待てないから、もうちょっとという時に、成功体験を逃している事って本当に多いのだそうです。だから褒めて褒めて、何回もチャレンジさせる。そして一度できたら、後は才能が開花したかのようにどんどん理解度が深まるのですよと言われてました。深いお話ですね。

37週目 ‐ 遊び心

小学校4年生の授業です。mana先生は時折、子供を思いっきり笑わせたりします。実はこれには深い意味があるのです。緊張と緩和を作り、オンオフがしっかりと出来る習慣を身につけているのです。たしかに、問題を出している時の子どもの集中力は目を見張るものがあります。だから、たまに息抜きのように面白いことを言って子どもたちがキャッキャッ言ってる授業でもあるです。この姿を見ると「本当に幸せな授業だな」と感じます。それと、もう一つmana先生の授業には隠し味があるのです。それは、一生懸命子供が考えている時に敢えて世間話を持ち掛けるです。これの凄いのが、6年生のクラスの見学した時、普通に話を聞きながら問題をスラスラ解くようになっているのを見て驚きました。普通に世間話をしていると、急に問題の今自分が考えている言葉が出てきたりして、世間話が中断して、考え終わったら、またすぐに世間話に戻るという芸当をするのです。一見チグハグな会話に見えるのですが、頭の回転の速い人って、良く話が脱線しますよね。脱線したなと思ったらすぐにまた元に戻って何事もなかったかのように話をする。ああいった感じなのですね。つまり、mana先生はわざと出題中で子どもたちが考えている時に世間話を持ち込んで、複数のタスクをこなす訓練をしているのです。このあたりが脳科学の研究に基づいたちょっと面白い勉強法ですよね。この4年生のお友達の中には、あまりにも真剣に考えている時にmana先生が話しかけるものだから「先生が話しかけてきたから、今考えていたことが忘れてしまった‼」と嘆く場面もあって、mana先生も思わず大笑い。困ってる顔も本当に可愛いのですよね。でも大丈夫、もう少しお兄ちゃんお姉ちゃんになったら普通に話しながら出来るようになるから。6年生のクラスではもうすでにその技と話しかけているのを見破る子供もいるのですよ。「先生はわざと、考えている時に話しかけてくるんだよ。だからはいはい~って聞いてたら良いよ。」って。凄い対応能力‼生きていく強さを感じます(笑)そりゃ学校の先生も驚く子供になりますよ。

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