視覚に訴える力は実はものすごく重要ですが、ここを理解されていない方は意外に多いのです。
まぁ、20年くらい前から、プレゼンをする時はパワーポイントを使ってプロジェクターを前に話す人が出てきました。
それ以前はOHP(オーバーヘッドプロジェクター)というものもありましたね。
この方法は、多くの人に「より意図的に伝えられる」ようになりました。
これをヒントに、人と話をしても具体的にモノやイメージを見て話をする人も増えました。
例えば、
商品を売りたければ購買意欲がかきたてられる様に「見栄えの良い写真」を用意したり、「綺麗な動画」を使って営業しますよね。
こういう道具を使って、コミュニケーションを図ると確実に良くなるのです。
しかし、これだけではなかなか差別化できない世の中。どこの会社も同じような営業戦略に出てきます。
そこで差別化を図るポイントなのが、
カスタマーさん(お客さん)との距離
「この人から買いたい」というものをあなたが持っていれば、そこで差別化は図れますよね。
ではどうしたら「この人から買いたい」となってくれるのでしょう?
それは「これからもずっと一緒にいてほしい欲しい人」になればいいのです。
あなたがお客さんに安心を与えられる人であれば、きっとお客さんとの関係性を築くことが出来て仲良くなれます。
この関係性を築くことがとても大切なのです。
「お客さんに説教されたけど買ってもらった」という営業の人もいらっしゃいます。
それは、お客さんが売り手の人柄を買って助けるということ。
色んな関係があって
売り手良し、買い手よし、世間よしの「三方良し」になっているのです。
この時に、頭に入れておきたいことは、
「自分の欠点が逆に人から支えられるということもある」
ということです。
話が苦手な人でもお客さんがついてくださるのです。
それは、話が下手だから聞くことを重視してる人で、話がしたい人が集まってきているという事かもしれません。
世の中は需要と供給
相手のニーズが自分の持っているものと合えば、無理に自分を変えようとする努力は必要ないのです。
この世の中で、無理に自分を変えさせようとする話は大抵、ビジネスです。
「今のあなたではダメ」と言った方が、明確なニーズが生まれ商売になるからです。
本当は自分にあった生き方があって、それを探した方が幸せ
なのです。
今の自分を否定せず、受け入れて、それで生きられる道を探せば、上手くいくようになっている。
世の中は、人を動かせる色々な戦略が横行しています。
本当の自分で物事を見ないと、色んな人の戦略にはまってしまい流されてしまう。
そうならないためにも、自分の目でしっかりと見極める力が必要です。
『百聞は一見に如かず』
この一見で正確に理解するためには、常にしっかりとした自分の指針で物事を見るということが求められます。
この指針を持つためには
「自分を否定した考えは絶対に持たないこと」
です。
自分が何かの誘いに乗る時はきっと何かに付け込まれている。
その「何か」が
自分の弱みである「否定する自分」だったりするのです。
ですので、その一見をしっかりと養うためにも
見せる技術を知ることから始めましょう。
次のページで「見せる技術」とはどのようなものかという話をします。