息を止めて少しだけ長く見つめる

息を止めるとどういう印象を与えるかというと

緊張が生まれる

ようになります。

例えば、誰かと話をして説明をしたとします。笑顔で話をしていても、

お分かりになりますか?

と返事を伺う時に、息を止めて相手を少し見つめると、相手は答えなきゃいけないという緊急度が上がるのです。これを多用するとどうなるかというと・・・

あの人の無言のプレッシャー半端ないね・・・

となります(笑)

それだけ相手に緊張感を与えているのですね。

息を止めて見つめると、その視線には色々な意味合いがあり、お芝居では結構使える視線動作なのです。

ただ、見つめるという行動…なかなか苦手は人が多いのではないでしょうか。

そこで、目を合わせて話すのが苦手だなという人へご提案します。

自分の心が透けてみえるような感じになって、まともに人の目を合わせられないという人もいますよね。ただ、目を合わせなくても、それはあからさまに目を合わせることを避けているということが分かりますので、ここはあきらめて、しっかりと相手の目を見る練習をしてみませんか。実はそれほど、怖いものではないですよ。

意識をこう持ってください。

相手に意識を向けること

つまり自分に意識がいかなくなれば、相手と目をあわせて話すことは平気になります。相手を喜ばせたいと思って会話している人は、大抵しっかりとあなたを見て話しているはず。そういう話し方が出来るとコミュニケーションでも自信に繋がりますので、是非相手に意識をもって話してくださいね。

それに、相手に意識がいけば、相手の有難いご厚意にも気がつくことが出来ますよ。

扉を開けてみて下さい。

最後まで、ご覧くださいましてありがとうございました。

劇団道化座に13年間所属し、日本各地、海外公演に数多く出演。道化座退団後はフリーで演出・俳優活動を行う。「社会に寄り添う演劇」を掲げ、2019年に劇団ブルアを設立。同劇団代表を務める。現在の演劇活動として、演出業、俳優業だけではなく、関西各地で演劇のワークショップで演技指導も行う。出演回数は400ステージを超え、実践的な演技指導が持ち味。またスタニスラフスキーシステムを独自にアレンジしたブルアメゾッドを作り、「身体動作から感情を誘発させる」演技術を展開し、リアリティーのある演技を追究。「役の人物を介して自分を表現する」「自己探求」などを念頭に演技向上を図り、ありのままの魅力的な自分で勝負する独特の演技コンセプトが好評を得ております。

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