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今回は自分の団体の方々にお話ししている内容をお話しさせてもらいます。

もしかしたら、この題名に不快感を感じるかもしれませんが、決して不快に思わせるような意図では記してはおりません。

出来る事なら少しでも人生を楽しく生きて欲しいなという想いで記させていただいてます。

ですので、共感いただけると幸いです。

私は、演技を教える時に、

心の在り方

からお話しさせていただきます。

と言っても、それほど大それたことをお教えしているのではなく、

技術を身に着けるためには、このような心持ちでおられた方が良いですよというお話をさせてもらっているのですね。

そして、技術を覚えるには必ず

継続することが大前提

で、

継続するには、

心の在り方がとても重要だと思っているからなのです。

俳優業はなかなか続けられるものではなく、

途中でお辞めになられる方が圧倒的に多いのです。

色んな事情があるとは思います。

そして、お辛いご経験もされたと思います。

ただ私が申し上げたいのは、

続かないことが悪いと言っているわけではなく、

続かなければ勿体ない

ということがお伝えしたくて、

今回この話のテーマにさせて頂きました。

目次
1.続かない理由は考え方にある
2.自分を否定し続けるからしんどくなる
3.自分を信じて没頭ですること

1.続かない理由は考え方にある

まず、私こう思っています。

殆どの人がこのように解釈しているのではないでしょうか。

『続かないのは、根気が足りない』

と。

これ、私、少し違うと思ってます。

いや、

本当はかなり自信をもって違うと言い切りたいです。

継続に根気なんて要りません。

それよりも、

『根気がいるようなものに変化させてしまっている』

ように思うのです。

例えば、何かをする時に、

『頑張ります』

という言葉。

頑張らないと出来ないものをしているというニュアンスに聞こえませんか(笑)

この言葉……暗示のようになっていませんか。

本来はやりたいことなのに、敢えてやりたくないけど、やってみますという感覚に私は聞こえるのです(笑)

かなり穿ってみてますかね(笑)

以前、こういうことを尋ねられたことがあります。

『さいとうさんって、ポジティブでいた方が良いよってよく周りに言ってるけど、さいとうさん自身はあまりポジティブなこと言わないですよね』

まぁ、このお話、お察しつかれるかと思いますが、

私自身は、ネガティブな人もポジティブなことを言っている印象があります。

さらに、私の持論を言いますと、

現状満足しているほどポジティブな人だと思っています。

つまり、現状を満足している私はポジティブだと勝手に考えています(笑)

私の口癖は「大丈夫」「十分」「こんなものでしょ」「上出来上出来」

と、なんだか「諦めのような言葉」ばかり口にしていますが(笑)

今の自分に満足しているから、行動したことに対して

自分を労っている

と自己分析しているのです(笑)

また、私の口癖はこれもあります。

「別に失敗しても良いと思ってます」

これは、結構周りから総批判されたことがあるのですが、

これも私のまた変わった持論なのですが、

失敗するか成功するかなんて、

誰にも分からないので、

『やってみないと分からない』

というのが私のスタンスなのです。

ただ、「失敗しても良いと思ってます」というと、

『ゴール設定は絶対に必要ですので、そんな弱気なことを言わずに強気で』

と、お叱りを受けることが殆どで(笑)

このような話になると、

どうも、いつも私は可笑しな人扱いをされるのです(笑)

ただですね。

私は、そのような思い方が

『根気がいるようなものに変化させてしまっている』

と思えるのです。

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「物事を続けていく心の在り方」への3件のフィードバック

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