そうなのです。今でも十分素敵な人なのです。
こんな話のオチは嫌だな…(笑)
そのように思うことなかれ。ここからが大切なことです。自分が素敵だと思えば、次のような働きをもたらすのです。
「今でも素敵なのだから、別に変わる必要はないんだけど、もっと素敵になった方がいっぱい得なことがあるよね」
このように、無理をしない考え方へシフトするようになるです。この考え方は実はとっても大切で、このように目の前のことに取り組もうと考えると、徐々に自分が変化していくものですから、恒常性が働きにくくなるのです。
また違う言い方をすると、変化していくことで満足していた自分から、いつも満足している自分でいるので、変化している自覚がなくなり、恒常性が働かないというより変化自体に気づかなくなっている状態に持ち込むことが出来るのです。このように徐々に自分の行動を変えていくことで恒常性を眠らせておけば、自分の進化を阻むことはなくなるのです。
重要なのは、変化しいていると自分でも思わないようにさせること
恒常性を眠らせるには「いつも自分に満足して、素敵な自分」と思っていれば良いのです。もっと言うと、素敵な人になるために、まず絶対にしなければいけないのが
自分自身を許すこと
これがなければ、どうしても人間は違う人になろうともがいてしまうのです。それよりも、少しずつ進むためにはどうしたらいいかというと、「今の自分に満足していること」が必須条件なのです。今の自分で良いじゃないですか。こういう広い視野を持つことが出来ればいいですね。きっと肩の力が抜けて精神的にも楽になります。
これからのために今の自分をしっかりと認めて少しずつ前に進むことが、未だ見ぬ自分の本当の姿が見えるのだと確信しています。
信念の姿を思い描こう
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
さいとうつかさ
劇団ブルア 代表
劇団道化座に13年間所属し、日本各地、海外公演に数多く出演。道化座退団後はフリーで演出・俳優活動を行う。「社会に寄り添う演劇」を掲げ、2019年に劇団ブルアを設立。同劇団代表を務める。現在の演劇活動として、演出業、俳優業だけではなく、関西各地で演劇のワークショップで演技指導も行う。出演回数は400ステージを超え、実践的な演技指導が持ち味。またスタニスラフスキーシステムを独自にアレンジしたブルアメゾッドを作り、「身体動作から感情を誘発させる」演技術を展開し、リアリティーのある演技を追究。「役の人物を介して自分を表現する」「自己探求」などを念頭に演技向上を図り、ありのままの魅力的な自分で勝負する独特の演技コンセプトが好評を得ております。