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今回は具体的な動作演技の話を致します。

お芝居の動きにはこういう考えがあります。

静を見せるために動を作る

という考え。

これはどういうことかというと、

止まっている動作をお客様にお見せしたいのであれば、動いている時から止まる方が分かりやすいということ

です。

この写真はメイクをしている女性が隣の女性に鏡越しに話しかけられて、手を止めて聞くというワンシーンですが、この時に、

わざと動いてる時に止まるように計算している

のです。

動きが小さいと、止まっているのが客席から見て分かり難いこともあるので、腕を上げてる動作作業を選択して、その時に止まれば、止まっていることが分かりやすくなるのですね。

因みにこの時の選択は手鏡とパフを持ってメイクをしている最中に止まるということをしたのです。

動かしていた両手がパッと止まり顔も相手に意識が行ってるように止まっているので、身体全体が止まっているということがよく分かります。

因みに動作が急に止まるというのは、どういう表現になるのかというと、

この写真のように、話を聞いてて何か心に引っかかる時のような、

何かに意識が行ってますよ

という時に使う効果的な表現になるのです。

ただ、単に止まるということではなくて、わざと動作を入れて止まることした方が止まったということが分かりやすいのです。

つまり、効果的な表現をより際立たせる表現になりますよという簡単な演技のお話でした。

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

劇団Blue Earth Theater Company代表

さいとうつかさ

劇団道化座に14年間所属し日本全国、海外で公演。現在は役者の勉強会「いわゆるえんげきの会」と当劇団の代表を務めております。ステージ出演回数は400回以上と実践で培った演技指導が強み。劇団以外でも、演技指導、演劇ワークショップを行なう。スタニスラフスキーシステムを独自にアレンジした実践型メゾッド『ゆるえんメソッド』は今までにはない演技練習法として支持を得ております。特長は「ダメ出しではなく褒め出し」「自分を変えないで本来の自分をみつける」という考えで、演技向上だけではなく「自信を深める」演技レッスンを行なっております。

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