2.悩みとの向き合い方で器が大きくなれる

悩みはなくならないものです。

一つ悩みが解消すれば、また次に現れる。

そういう風になっているものだと思います。

しかし、私が思うに、

悩みの多い人と少ない人はいると思います。

そして、悩みの多い人の特徴は、

周りとの調和がとれていない人

だと思っています。

周りとの調和を上手く図ることが出来る人は、図るまでは悩みがあるのですが、上手く周りと調和がとれるとすぐに悩みが解消されるので、悩みの滞在期間が少ないように思うのです。

その滞在時間が少ないから、悩みが少ないように思うのです。

周りとの調和を図る人は、

自分は一人では生きていない

ということをよく理解しています。

ですので、仮に自分が悩んでいることがあっても、周りとの協調性は保とうします。

しかし、周りとの調和を重要視しない人は、悩みがあると自分だけになってしまって

まるで

自分は一人で生きている

というような感じになってしまうのです。

そして、そういった思いは波動となって周りにも伝わり、次第に周りの人を遠ざけていく結果を招くようになっているように思います。

人間関係の悩みは色々ですが、分かり合えないところから出発しているのだけは明らかなように思えます。

ですから、悩みを解消させる方法は、

常に周りとの調和を図れる自分になること

なのです。

人に言われて傷つくこともあるかもしれません。憤ることもあります。

しかし、そういう気持ちでずっといるから悩みがいつまで経っても解消されない。

それは負の連鎖に繋がり、結局は自分をより苦しめてしまうことになるのだと思います。

もちろん、自分に合う人合わない人はいます。

合わない人とは、出来るだけ離れた方が良いでしょう。

でも、合う人合わない人は何も相手だけの問題ではありません。

合う人はいくらでも増やすことはできますし、合わない人はいくらでも減らすことが出来るのです。

合う人を増やすには、色んなところに顔を出せば当然増えていきます。

合わない人を減らすには、自分が合わないと思う人の幅を狭めれば簡単に減らすことが出来るのです。

要は、合う合わないも自分次第で見方が変えられるのです。

こうして自分の考え方を柔軟にして、常に調和を図ることが出来るようになると

物事は上手く運びます

良い流れになっていくと、悩みは当然少なくなり

それと反比例して

感謝の気持ちが増えてくるのです

つまり悩みが出てきたら

感謝が足りてないんだ

と気がつくことが出来るのです。

悩むのは、

何も考えていないから悩むのであって、

考える順序を逆にすれば良いのです。

常に周りのことを考えていれば

感謝することの方が多いはずです

そういうことを考えていないから

悩みとなって現れている

と思えば良いのです。

自分を外から被った悩みの被害者だと思うかもしれません。

しかし、

自分を悩ませているのは、今まで周りに目を向けられなかった感謝や、考えてみれば見つけられたはずの感謝に気がつけてなかったから……

このことを考えると

自分が知らず知らずのうちに自分自身の加害者となっていると言えるのではないでしょうか。

悩みをいつまでも外的な理由でと考えていると

いつまでも同じ悩みに苦しんでしまうものです。

悩みが外的要因からではなく内的要因であると捉えれば

もし悩みが解決できたならば、それからは同じような悩みに苦しむことはありません。

つまり自分が大きくなることで悩みを悩みでなくしてしまうことが出来るのです。

そして、この「悩みを悩みでなくす方法」を手に入れると

仮に新しい悩みが出てきても同じ方法で早く悩みを取り除くことが出来るようになるのです。

これも嘘みたいな話に聞こえるかもしれません。

でも私はこういう話が大好きです(笑)

楽しく楽しく問題を解決させることが出来ると

その度に

自分は成長したな

と考えられるのです。

自分が勝手に考えるのは自由ですので(笑)

こうして自己満足させることがとっても私は好きなようです(笑)

実際に、昔と比べると改善されていると自負します(笑)

つまらないことに反応しなくもなくなりました。

このように、悩みの被害者意識を捨てて、

悩みと向き合うことで、自分の器を大きくすることを意識すれば

多少のことでは、びくともしません。

要するに、大きくなることで悩みをつまらなくさせるゲームで

その攻略法が、

自分の被害者意識を捨てて、周りとの調和を図ること

なのです。

自分を苦しめているのは自分自身であることに気がつき、傷つかないように保身に回るのではなく、周りとの調和を図り、周りからの恩恵に気がつけることが最良の悩み解決法だと思います。

今お悩みのある方へ

悩みがないところまでいかなくても、良い方に目を向けることで悩みを解決させてみては如何でしょうか。

最後までご覧くださいましてありがとうございました。

劇団道化座に13年間所属し、日本各地、海外公演に数多く出演。道化座退団後はフリーで演出・俳優活動を行う。「社会に寄り添う演劇」を掲げ、2019年に劇団ブルアを設立。同劇団代表を務める。現在の演劇活動として、演出業、俳優業だけではなく、関西各地で演劇のワークショップで演技指導も行う。出演回数は400ステージを超え、実践的な演技指導が持ち味。またスタニスラフスキーシステムを独自にアレンジしたブルアメゾッドを作り、「身体動作から感情を誘発させる」演技術を展開し、リアリティーのある演技を追究。「役の人物を介して自分を表現する」「自己探求」などを念頭に演技向上を図り、ありのままの魅力的な自分で勝負する独特の演技コンセプトが好評を得ております。

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