18,664 ビュー

3.いままで見えていなかったものに気がつき感謝が生まれる

自分を許せるようになると、まわりの色々なことが許せるようになる。許せるようになれば、今まで見えなかったものが見えてくる。今までは、表の部分しか見えていなかったけども、裏の部分も見えるようになると、理解が深まるのです。

その理解は、物事は見方によって印象が変わる。今まで悪い印象だったのが、それほどでもなかったとなるだけでも、自分の視野が狭かったが故に誤った判断をしていたのだと気づかされる。そうすると、もっと理解してあげようという情が出てくるようになるのです。理解しようとすることは好意となり、それが良いこと探しに発展します。いつの間にか物事を良い風に捉えるようになるのです。

そして、今までは気がつかなかった様々な事が好意的なモノの見方によって、全てが良い風に見えてくるようになる。良い風に見えてくるとその一つ一つに気がつかないでいた自分に問題があったことに気がつくのです。その気づきを教えてくれたことで感謝するようになる。その感謝が幸せな気分をもたらしてくれるのです。

幸せを見つけるコレクターになるには、感謝できることをたくさん見つけることなのです。それには、今の自分に常に満足して認めることです。これが出来ると、はじめて周りに目を向けることができるようになるのです。そして、今の私があるのは、色々な恩恵があってそのお陰で生きているのだと考えれば、感謝の気持ちがたくさん芽生えて、幸せはすぐに手に入るようになっていく。今まで見えなかったのであれば、それを見つけられる状況ではなかったということ。

本当は、周りに無数の感謝の種があるのです。それを見つけることが幸せコレクターの極意なのでしょうね。たくさんの幸せを見つけるためにも、感謝の気持ちで私も出来るだけ多くの人と真剣に向き合いたい。

最後までご覧いただきありがとうございました。

劇団道化座に13年間所属し、日本各地、海外公演に数多く出演。道化座退団後はフリーで演出・俳優活動を行う。「社会に寄り添う演劇」を掲げ、2019年に劇団ブルアを設立。同劇団代表を務める。現在の演劇活動として、演出業、俳優業だけではなく、関西各地で演劇のワークショップで演技指導も行う。出演回数は400ステージを超え、実践的な演技指導が持ち味。またスタニスラフスキーシステムを独自にアレンジしたブルアメゾッドを作り、「身体動作から感情を誘発させる」演技術を展開し、リアリティーのある演技を追究。「役の人物を介して自分を表現する」「自己探求」などを念頭に演技向上を図り、ありのままの魅力的な自分で勝負する独特の演技コンセプトが好評を得ております。

LINEで送る
Pocket
このエントリーを Google ブックマーク に追加
LinkedIn にシェア

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です