2.ポジティブな言葉で自分との会話を図る

相手にも自分にも良い部分を見るような習慣を作るためには、ポジティブでいることがとても大切です。しかし、人間は好調不調と波があり、不調な時はなかなかポジティブでいるのはかえって、疲れる要因になりますので、ポジティブであっても自分自身にどのような言葉で話すかが意外に重要だったりするのです。

例えば、ポジティブに振る舞っていても、自分では「空回りしてるな・・・」と思ってしまうのです(笑)それはポジティブに言う人も自分ですが、「頑張ってるだけだよな」と冷めた自分もいるわけですね。

人間には恒常性があるので、頑張って違う人間になろうとすると、この恒常性は全力で元に戻そうとします。ですので、自分を騙し騙しで徐々に変化させることの方が恒常性による反動は少ないのかもしれません。ダイエットもそうですよね(笑)急激なダイエットはリバウンド怖いですよね。この場合、恒常性はどのように働くかというと、ホジティブになろうとすると「どうせこんなことしても無駄だ」とか「しんどいだけだ」というような、いつの間にかやらない理由ばかりを探して、行動をとらせない状況を作るのです。

ですので、自分との会話は無理なく納得させた状態で動いてもらうようにしないといけません(笑)結構自分の中の自分に動いてもらうのって難しいんですよ(笑)

ではどういう風に自分にお声掛けをするか??

それは、何回も反復して唱えること。例をだすと・・・何か行動し終えた時、「良し良し良し良し」という方がいらっしゃいますでしょ?あれが良いんです!その部分を「上出来、上出来!」や「OK!OK!」でも「大丈夫!大丈夫!」でも良い。要はポジティブになるようなことを無意識レベルまでに落とし込めるくらい言い続けることが大事なのです。そうすると、自分の中の自分も「それが当たり前のように段々なってきて」いつの間にか言葉で言うポジティブを受け入れるようになるのです。

最初は、恒常性が働くから「こんなこと言っても無駄だよ」って気持ちにさせる時が絶対にあります。けど、それでもポジティブな言葉を言い続けるとそれを受け入れる日が必ず来るのです。これを聞くと最大の敵は自分だということに気がつきますでしょ(笑)新しいことをしようとすると、あの手この手を使ってもう一人の自分が行動を阻止しているのです。

私は「自分自身のやる気」はあてにならないと自分で思ってます。気分で言っているだけで、ずっとその気分でいられるわけもなく、いつかは冷めるからです。それよりも自分を騙してまでも「その気にさせる」という戦法でいつも自分と闘ってます(笑)この「その気にさせる」ように仕向ける自分自身に言い聞かせる術が「呪文のようにポジティブな言葉を唱える」ということです。それと、もう一つあります。

それは、自分の心を置き去りにしない

ということです。変わりたくない自分にも理由があって変わりたくないのです(笑)だから何故変わりたくないのか自分の心に耳を澄ませるのです。そうすると変わることによって面倒だと言ってたけど、変化に対しての恐れがあることが分かってきます。その時に、そんなことで怖がっちゃだめだ!と突き放すような言い方はせず、「怖いよね。だから、変わりたくないんだね。そうか・・・」理解をすることが大切なのです(笑)そうすると、心の声から返事はないのですが、でもこれだけ頑張ったんだよという頑張ったことを思い返すような記憶を呼び覚ますのです。その時、ポジティブな自分がこういう事に気がつきます。

行動とってないと思ってたけど、よく考えれば、行動とるまでにいろいろ考えたりして、心の中のもう一人の自分も進もうとしてたよな」

と。つまり、少しずつポジティブに変わっていこうとする行動を実はもう一人の心の中の自分がしようとしてたんだなと理解することが出来るようになるのです。なんか変な話ですよね(笑)まぁこういう風に思ってるんです。

でもこれって、思いませんか?人との会話でも、そうですよね?

人の話を理解しようとせずに否定したら、相手もこちらの意見を聞こうとしませんよね。それよりも、例え相手が間違ったことを言ってたとしても「そうかそうか」と聞いてあげたら、相手も満足する。そして自分が受け入れてくれたと相手が感じたら、こちらの意見にも耳を傾けてくれるようになりますよね。自分を置き去りにするような態度だと、心の中の自分も絶対にポジティブにしようとする自分のいう事を聞きません。

ですから、心の中の自分の意見に耳を傾けてあげてほしいのです。そして、この耳を傾けることするにはどうしたらいいのかというと、

常に自分を認める

ということをして欲しいのです。私の「ポジティブな自分と心の中の自分の会話」の話は分かってもらえなくても良いですけど(笑)この「常に自分を認めてあげる」というと事は、本当に本当に大切なことですので、これだけでも分かっていただければ(笑)

自分を置き去りにするのではなく、また、見捨てることもなく、常にどんな自分であれ、自分は自分自身の一番の理解者でいてほしいのです。どんなに消極的な自分であったとしても「分かる分かる」と言って接すれば、どうすれば自分がポジティブな方向に変化が出来るのかという問題を、心の中の自分と共に考え、歩み寄りが出来るようになるので、自分らしいアプローチが必ず見つかるようになるでしょう。そして、この常に自分自身を認めることが出来るようになると、どうして今まで自分自身が許せなかったのかということにも気がつきます。

そうです。

自分自身が変わろうとしているのは今の自分ではいけない、許せないと思っているから‼

これなのですね。ポジティブになろうとすればするほど、今の自分ではいけない、許せないというふうになり、自分をさらに認めらないようにさせていたのです。だから、自分を認めてしかもポジティブにいくためにはこう考えることが良いでしょう。

今の自分で良いよ。自分の良い部分で勝負しようよ‼

そう声をかけるのが一番良いと思います。自分自身を許せるようになると色々なことも許せるようになります。そうすると自然と視野が広がり、たくさんのことが良いこととして受け入れられるようになるのです。この良い部分をたくさん見つけることにより、自然とポジティブな方向へ自分がシフトすることになるのです。

さて、いよいよ最後のページで3番目のお題、自分を許せるようになると周りの色々なことが許せるようになり、今まで見えていなかった様々な恩恵に気がつくとっておきな話をします。

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