俳優をするのであれば、演技の技術ももちろん大切なのですが、それよりも大切なことは注目される人物であることだと思っています。

魅力的な人だから、お客様は劇場に足を運んでくださる

そう言っても過言ではありません。

では、その魅力的な人になるためにはどうすれば良いのでしょうか?

今回はこの話を致します。

魅力的な人はどのような人?

という問いがありましたらみなさまはどのようなお方を想像されますか?

容姿端麗

仕事の出来る人

面白い人

お金持ちの人

色々あると思います。

これらの他にもたくさんあるとは思いますが、

魅力的な人というのは何か特別な人だという印象をお持ちになられている人は多いのではないでしょうか。

勿論特別な人であればあるほど魅力的な人であることは間違いないのですが、

特別な人になろうとすると、努力しなければいけないと思っているのであればそれは違うと思います。

私たちの周りには魅力的な人は大勢おられます。

ただ、注目されていないだけなのかもしれません。

例えば、人には色んな得意不得意があると思います。

その中で、不得意は置いておいて得意を伸ばしている人と得意は置いておいて不得意を補おうとする人がいるなと思います。

この両者はどちらが魅力的な人かと言えば、

得意を伸ばしている人

ですよね。

これは何故かというと、得意なところを伸ばそうとしている人は自信につながる考え方になりやすく、不得意を補おうとする人は自信を喪失しやすい考え方なりやすいからです。

そして、この自信の有無が、実はとても大切で、これが普段のコミュニケーションでもしっかりと表れてくるのです。

何故、自信の有無が大切かというと、

自信のある人は、外に目を向けやすくなり、自信のない人は内に目が向くから

どういうことかと言いますと、

例えば、自信のある人は、会話をしている時、相手に関心がいくのですが、自信のない人は会話をしている時、相手に関心が向かず、自分に関心がいくのですね。

自信のない人は会話中に「今、どういう風に私は思われているだろう?」

というように、意識が内向きに行ってしまうのです。

これは裏を返すと、「相手には全く関心がない」という意識の表われになってしまって、相手は「話してても面白くなさそうだな」と感じるようになり、こういう接し方を続けていくと人は段々と離れていくのではないかと思うのです。

一方、自信のある人は「相手に関心がある」という接し方で話が出来るので、相手についてどんどんと聞いたりすると思うのですが、このように「私にとても関心を持ってくださっている」と感じると、相手は意識しだすようになるのですね。あまりにガツガツ来られると引くでしょうが、来なくなったらなったでなんか物足りないというか。そういう感じになったりもするものです。

つまり、簡単に言うと、

相手に関心を寄せれば、相手もこちらを意識して下さって関心を寄せていただける確率が上がるということ

なのですね。

ですので、まずは自分から関心を寄せることをコミュニケーションで心掛ければ、やがて自分にも関心を寄せる人が増えるということになるのです。

そして、

実は関心を寄せてもらえる人が魅力的な人

なのだということに気がつくのですね。

特別な人である必要はありませんし、努力する必要もないという理由はそういうところから考えてのことなのです。

言葉を整理しますと、

周りに関心を寄せる人が魅力的な人であり、注目される人になるのです。

コミュニケーションで「あなたに関心があります」という好意的な姿勢で臨むこと。そうすると相手も好意的に接してくださいます。こういう一つ一つの人間関係の構築が出来る人になれば、間違いなく注目される人になります。

また、相手に関心を寄せることは、自分への学びにもなります。

「人はこう考えるんだな~」

っていうことが最初は多くありますが、段々とこの経験を増やしていくと

「みんな考えることは結構一緒なんだな~」と共通した部分が見えたりするようになります。

そうして、会話の中にその共通した部分を会話にいれると、

共感いただける確率も上がる

ということに繋がります。

このように、同じ思いを多く共にできる人とは特別な人になります。

「特別な人である」ことは難しいですが、「特別な人になる」ことならばできますよね。

人に関心を寄せる人が注目されるという話。

これは是非お試し頂きたいことです。

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

劇団Blue Earth Theater Company代表

さいとうつかさ

劇団道化座に14年間所属し日本全国、海外で公演。現在は役者の勉強会「いわゆるえんげきの会」と当劇団の代表を務めております。ステージ出演回数は400回以上と実践で培った演技指導が強み。劇団以外でも、演技指導、演劇ワークショップを行なう。スタニスラフスキーシステムを独自にアレンジした実践型メゾッド『ゆるえんメソッド』は今までにはない演技練習法として支持を得ております。特長は「ダメ出しではなく褒め出し」「自分を変えないで本来の自分をみつける」という考えで、演技向上だけではなく「自信を深める」演技レッスンを行なっております。

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