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お芝居は自分自身の演技表現もとても重要なのですが、

相手を生かす

演技が出来ると尚良いですよね。今回はこの話を致します。今回も動画でお分かりいただけると思うので、こちらをご覧いただきご説明します。

どういうシーンか簡単に説明すると、アパートの階上に住む世話焼きの画家の老人が、階下に住んでいる病床の妹の世話をしている女性の処方箋を取り、用事のついでに取りに行ってあげるというワンシーンの動作説明です。

これはどこの位置からお芝居をすれば相手の芝居が引き立つのかという練習ですね。舞台では相手役の人の顔を見せたい場合、このようにわざと相手の前を通るということもします。ここを、相手の前を通っては失礼だからと考え、敢えて相手の後ろに回って通る人もいるのですが、前を通って上げた方が断然演技が見せやすいということもあるのです。このように・・・

相手の見せ場を作る「ホスピタリティのある演技」

をすると、共演者との連携が深まり、より一層、高度な連携が出来て「相乗効果」が働くようになります。お芝居にはこういった自分の演技から相手の感情を誘発させることもできるのですね。自分がどこの位置にいれば面白いか? そして、そこの位置にどうして行くかを考える演技プランを作るのです。

相手の心を動かすんだ‼

そういう想いで、躍動感のある演技をしてみれば如何でしょうか。そういう風に出来たならば、きっと、あなたは舞台でも稽古でもキラキラ輝いていることでしょう。

劇団道化座に13年間所属し、日本各地、海外公演に数多く出演。道化座退団後はフリーで演出・俳優活動を行う。「社会に寄り添う演劇」を掲げ、2019年に劇団ブルアを設立。同劇団代表を務める。現在の演劇活動として、演出業、俳優業だけではなく、関西各地で演劇のワークショップで演技指導も行う。出演回数は400ステージを超え、実践的な演技指導が持ち味。またスタニスラフスキーシステムを独自にアレンジしたブルアメゾッドを作り、「身体動作から感情を誘発させる」演技術を展開し、リアリティーのある演技を追究。「役の人物を介して自分を表現する」「自己探求」などを念頭に演技向上を図り、ありのままの魅力的な自分で勝負する独特の演技コンセプトが好評を得ております。

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