多くの人の悩みが人間関係と言われています。

ですので、毎日快活に生きるためにはより良いコミュニケーションをとっている方が良いですよね。

良いコミュニケーションは人間関係を良くしますし、何よりも楽しいものです。

だから、人間関係が良くなったら自分の悩みが減るように思えるのですが、

そんなことは絶対にありません(笑)

間違いなく新たな悩みがあらわれます。

それに

悩みは次々と形を変えて出てきます。

今まで気にならなかったのは、その前に悩んでいたことに意識が行っていたから……

ってこともよくあります。

ですので、

悩みはなくならない

と考えた方が腹がくくれますよね(笑)

悩みはなくならないんだから、どうしようもないの!

そう心で決めてみては如何でしょうか?

悩みは自分を成長させるためのツール

これくらいに考えられたら、

悩みよ、どんとこい!!!

ってなりそうですよね(笑)

今回はこの悩みについてお話させてただき、悩みとどう向き合えばいいのかということをご説明させていただきます。

悩み解決法の目次
1.悩みから教えてくれるもの
2.悩みとの向き合い方で器が大きくなれる

1.悩みから教えてくれるもの

悩みの原因の多くは人間関係にあると先ほども申し上げましたので、

人間関係の悩みでご説明させていただきます。

まず、悩む原因の一つは

柔軟に物事を考えられないようになっている

ということです。

ですからこれにいち早く気がつくことが大切です。

例えば、

他の人にとっては全く悩みでも何でもないのに、自分にとってはそれが大きな悩みである。

ということありますよね。

これは簡単に言うと、

固定観念から大きな悩みにさせていると言えます。

この固定観念が強いと、

人からの意見に全く耳を貸すことが出来ずに

自分の思った通りに悩みを解決させる傾向があるので、

仮にその問題が解決しても

また同じような悩みに次々と襲われる

ということが多いように思います。

これは、周りから見ると

成長していない証

に見えてしまうのですね。

つまり、自分で悩みを解決させたと思っていても

根本解決には至っていない。

固定観念で自分の成長を止めているならば、

出来るだけ固定観念を持たないようにして色んな意見を取り入れる柔軟性をもつことが必要になります。

とはいっても、中庸が肝心ですので、

人の意見と、自分の意見を両方聞き入れるバランスは大切です。

悩みは今の自分の状態を教えてくれているということだと認識すれば

人の意見と自分の意見のバランスは上手く保てるようになるのです。

人の意見も上手く取り入れれば、その悩みも上手く解消される。

しかも、自分も成長できる意識付けができ、

自分の固定観念が悩みの原因になっていることを知るきっかけにもなるのです。

そうすれば、その自分の固定観念は自分を変えようとしたくはない恒常性からくるものだということも気がつくようになるのです。

私たちの成長の鍵は

本能である恒常性が働いていることを頭に入れて上手く自分を動かすこと

です。

これはどういうことかと言いますと、

まず、恒常性のお話からしないといけないのですが、

自分の中にある恒常性が働いてしまうと色んな工作をして自分を変化させないようにするので、

自分にとっての最大の敵は自分と言われるのはこのような働きがあるからなのです。

恒常性というのは、本来生命を守るためのもので、例えばけがをしても元に戻そうとする役割もあるのですが、

自分が変化していくことは恒常性にとって安全を守り切れない「脅威」となってしまうので、それを必死に阻止する作用を自分の中でもたらそうとするのです。

ですから私たちの中にある恒常性は、あの手この手を使って、変えないように働きかけます。

それに、恒常性は自分の意識下で考えている自分よりも本来の自分のことをよく知っています。

だから、こうすれば自分は動かなくなるということも重々承知しているので…(笑)

殆どの人が自分の恒常性の策略にはまり変化する行動を阻止させられているのかもしれません(笑)

さも、自分で決断したかのように変化を断念してるように自分では思ってますが

本当は恒常性から断念されられていることに、もしかしたら気がついていないだけかもしれないのです(笑)

それを考えると、やる気や強い意志などは本当に何の役にも立たないもので、

そういった意志で、自分の向上を図るのは少し無理があったりするのです。

さらに言うと、恒常性は、そういうこともどうやら熟知しているようで、

敢えて自分の意志で取り組ませて、わざと挫折させるという手を使っているのかもしれないのです(笑)

挫折させれば、自分を変化させる挑戦をさせなくする事にも繋がりますし、

要するに

自分のやる気を喪失させ、自信を無くさせれば、恒常性としては自分をコントロールさせやすいので

そういう作用を働かせているのではないかとも思えるのです。

何だかマトリックスみたいな話ですね(笑)

話は元に戻りますが、

悩みというのは、自分の成長させるために必要なツールとなっていて、

そのツールを使って

自分を変化させるのではなく、進化させる方向に向かわせることにより

悩みを解消させるのです。

ただ、このツールを上手く使うにはちょっとした注意が要ります。

それは、

決して、頭を使って考えてはいけない。

ということ。

何故かというと頭の中ですと、自分の恒常性が働いて、変化させないように作用させるかもしれないからなのです。

では、どこを使って考えろというのかというと……(笑)

私が一番お薦めするのは

「悩み」を紙に書いて出力すること

です。

目で見て顕在化させて、考えるのです。

逆に言うと

自分自身をごまかさないようにさせているのですね(笑)

そして、出来るだけ考え込まずに一気に書き出して

一気に答えまで持っていくことです。

そして答えが出たら一気に悩みを無くす行動に移るのです。

時間をかけるとまた恒常性が働きますので、

すぐに答えを出してすぐに行動することです。

間違えても大丈夫です。

間違えたら、その都度修正すれば良いと強制的に考えるのです。

見切り発車でも良い。

そのことよりも

進みだすことの方がとっても大切なのです。

これが

客観的な視点でものを考え、客観的な行動がとれる方法なのです

あれこれものを考えて進むと主観的な要素、つまり「恒常性が働く」要素を作ることになり

行動を鈍らせてしまいます。

じっくり考えてというのは、良いように思われるようなことなのですが、

成長させるのにじっくり構えてはいけません。

それよりも、早く動かせる行動習慣を身につけて、

成功させる確率を上げていくことの方が大切なのです。

当然ですが見切り発車ですので、たくさん失敗をすることになるでしょう。

でも、考えてみて下さい。

失敗した方が、今までの経験上、多くの学びを得られませんでしたでしょうか。

そうなのです。失敗の方が多くを学べるのです。

あれこれ考えて失敗すると、ダメージは大きいですが、

簡単に考えてすぐに行動して失敗したものはダメージは少ない

つまり、失敗が当たり前だよなと考えれば、

あの手この手は早くなりますし、間違ってもすぐに引き返すことも出来るのです。

こうして数多く手数を踏むことがなによりも成長の鍵となり、

自分の恒常性に

こうした方が自分をより安全に出来るんだよ

と言い聞かせることも出来るのです。

そうすると、恒常性がそれを聞き、

少しずつ変化させていくことは自分にとっても楽なんだなと

思うようになるのかもしれません(笑)

これは変化でなく、まだ見ぬ自分に出会えたもの

つまり進化だと言えます。

変化ではなく進化だと思えば、恒常性の作用が働かなくなるのかもしれませんね。

こうして、自分とのコミュニケーションを上手く図れば、自分は自分の言うことを聞いてくれるようになるのです(笑)

というように、

恒常性を一人の個性として捉えた話にしてしまいましたが(笑)

自分にはまだ見ぬ可能性溢れる自分と危険なリスクを負わせないように変化させようとしないもう一人の自分がいるという

二人の自分がいる

というお話をさせて頂きました。

まぁ、変な話ですが、

変化させようとすると恒常性の自分が全力で阻止しますよという内容です。

さて、またまた、話は戻りますが(笑)

悩みがあればそれを紙に書き、すぐに行動に移すこと。

そうすれば

魔法のようにすぐに解決します

嘘のような話ですが(笑)

是非一度お試しください。

すぐですよ!!すぐ!!

よし、コーヒー飲んでから行動しようとかダメですよ(笑)

それだけ、すぐに行動する習慣を身に着ければ、

悩みもすぐに吹っ飛んでいきます。

では、次のページで、悩みとの向き合い方についてお話しさせていただきます。この向き合い方で次々襲ってくる悩みを撃退させますといったお話です。

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