何をやっても上手くいかない理由を知らない人はこのことを忘れているのではないでしょうか。
最初から上手くいくことなんてない
見てると簡単そうだけど、やってみたら意外に難しいという経験は誰もがしていると思います。
「何かを学ぼう」
「技術を習得しよう」
とする場合、
最初からできるということは有り得ないと思った方が丁度良いのだと思います。
もし、最初から簡単にできるものであるならば、
そんな技術に価値を見出すでしょうか(笑)
誰にもできない技術を身につけたいのであれば、最初から上手くいくことなんて思わずに、回数を重ねて経験を積んで上手くいく方法を模索していくことが大切なのです。
ですので、あきらめて地道にコツコツできるマインドに切替えましょう(笑)
もくじ |
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1. 人にはその人なりの進み方がある |
2. 今の自分に満足する |
3. 早く変化しようとすると恒常性が働く |
4. 新たな自分を見つける |
世の中にはノウハウをお教えする素晴らしい教材がたくさんあります。
ただ、その教えは素晴らしくても、受け取る側が意図をはき違えていれば、そのノウハウは何の役にも立ちません。
教えてもらった通りやると簡単に成功できたという人も中にはおられますが、ここで押さえておきたいのは、
その人は簡単に成功できたと思っている
ということなのです。
その人にとって簡単かもしれないけど、自分にとっては難しいことって結構ありますよね。
教わったノウハウを簡単だと思えるのは、教える人と同じような考えが出来たからであって、みんながみんな簡単にできるわけではないということなのです。
教わったノウハウを簡単だと思うためには、今までの自分の固定観念を捨てて、本当に教えている人の通り実践してみる。
これが簡単だと思えば、その通りにおやりになられていたら、成功する確率は上がるのだと思いますが、結構これが難しかったりするのです。
背水の陣で藁をもすがる思いであるならば、この手は有効です(笑)
ですが、人間なかなか追い詰めらた環境に身を置いているわけではないので、簡単なように見えて実は難しかったりするのです。
では、どうすれば何をやっても上手くいくようになるのでしょうか?ということですが、
こうすることで実はすべて上手くいきます。
何が起きても現状に満足することが、これから先も上手くいく秘訣なのです。
どうしてそんなことで上手くいくのか?
不思議ですよね。分かります。
ただ私たちは、自分が思っているほど自分のことを理解はしていません。
自分のことを分からないまま進めていくと、いつの間にか歩みを止めてしまいます。
歩みを止めるということは中途半端な結果に終わるので、これが上手くいかないということになっているのです。
ではどうして、自分のことが分かっていないと歩みを止めてしまうのか?
それは、なりたい自分となれる自分の差が乖離するからです。
私たちは、自分にあった階段で登らないとどうやら疲れるようなのです。
ペースを守って登らなければ、途中でリタイアしてしまうのですね。
自分にあった階段で登ると非常に楽ですが、周りに合わせた階段で登ると完全にペースが乱れて、登れなくなる怖れがあるのです。
周りのペースに合わせてしまうということは、しっかり登れているのにもかかわらず、その現状に満足せずに「もっとこうあるべきだ」と頑張ってしまうということ。
現状に満足した考え方であれば、少しずつ上へ上へでも十分です。しかし、現状に満足していなければ、早く上へ上へ上りたくなるのが人情です。
恒常性の説明を簡単に説明すると、
もともと生物は変化を嫌う性質があって、何かが変化しようとするとそれを変化させないようにする力が働くことを恒常性が働くと言われています。
急激なダイエットのリバウンドもそうです。
病気を治そうと免疫が働くのもこの恒常性が働いているのです。
この恒常性は、実は至るところに作用していて、自分が環境を変えると元の環境に戻そうとする働きもあるのです。
先ほどの背水の陣で取り組んでいると教えてもらった通りすれば成功する確率が上がるというのも、もう元通りにはなれないという恒常性が効かない状態になっていますので抵抗なく変化しやすくなるのですね。この場合の変化は成功を意味しますので成功しやすくなるわけです。
これは全ての人が分かっていること。
最大の敵は自分
言い換えると最大の敵は恒常性で、この力は自分の意志なんかへっちゃらでやっつけます(笑)
この敵は現状を受け入れなければ強敵になるのです。
現状を受け入れないということは変化を求めるので当然のように恒常性が働く。
ですので、こう思うと良いです。
今の自分に満足していたならば、変化しようとは思わない。
今の自分に満足し、自分の出来ること出来ることをに常に目を向け「新たな自分を見つける」という思いで、日々行動をとられてみてはいかがでしょうか。
そうすれば、変化しようと焦っていた自分が実は一番の敵だったと気が付くのかもしれませんね。
現状に満足するというのは自分を信じる行動に繋がる。
そう思って、私たちの教室は取り組んでいます。
ポジティブになるにはこういった土台が必要で、みんな明るく練習できるようになっています。
何をやっても上手くいく。
このことが心身ともに健康になる秘訣なのです。
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さいとうつかさ
劇団ブルア 代表
劇団道化座に13年間所属し、日本各地、海外公演に数多く出演。道化座退団後はフリーで演出・俳優活動を行う。「社会に寄り添う演劇」を掲げ、2019年に劇団ブルアを設立。同劇団代表を務める。現在の演劇活動として、演出業、俳優業だけではなく、関西各地で演劇のワークショップで演技指導も行う。出演回数は400ステージを超え、実践的な演技指導が持ち味。またスタニスラフスキーシステムを独自にアレンジしたブルアメゾッドを作り、「身体動作から感情を誘発させる」演技術を展開し、リアリティーのある演技を追究。「役の人物を介して自分を表現する」「自己探求」などを念頭に演技向上を図り、ありのままの魅力的な自分で勝負する独特の演技コンセプトが好評を得ております。さらに、自身のBlog『さいとうつかさの演技力会話力Blog』は1000万PVを超え、多くの方々から支持を得ております。
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