
人に何かしてあげようと思っただけで心が豊かになる
男性の方は今年はバレンタインのチョコ何個もらえるでしょうね?
そんな私みたいに貰う事ばっかり考えてはいけません(笑)
でも、もし頂けることがありましたら心を込めて「ありがとう」とお伝えします。
先日、知り合いが話し合いの中でお菓子を配っている人がいました。その時、あまり好きではないと言って断っている人がいたのですね。それを見て「正直なのは良いけど、少し損するかも」と感じました。
いや、すみません。なんか説教ジジィみたいになってますね(笑)
いいんですよ。それで。ただ、あげようとした人の心境を察すると・・・
そんなに大げさなことではありませんが、貰ったものはありがとうと言って貰っておいた方が相手にとってもハッピーなので、そうしてあげてもよかったかなと(笑)
「相手を喜ばせること」
これは徳を積むことにもなります。
貰い物 < 徳
ですよ(笑)
貰い物は買うことは出来たとしても徳は買えません(笑)
昔、浪曲で「清水の次郎長」という口演がありまして、その中で次郎長親分はどうして街道一の親分だと言われるかをその演目で色んな話として出てきています。その中で、清水の次郎長がある人にこう言われました。
人をたくさん世話したことはあっても何も言わない。人に世話になった少しばかりのことをたくさんに言うのがあなたの徳だ。
というシーンがあります。
清水の次郎長親分は、人が窮地に立った時に色んな方々を助け、そしてその助けられた人がそのご恩返しとして次郎長が土壇場になるといつも助けられているというような内容で、その話一つ一つが感動させられる話なのです。昭和初期のラジオでは一世風靡した素晴らしい日本の誇る作品なのです。
人間関係で少しでも相手のことを考えられるような人はやっぱり魅力的ですよね。
そう言う人にはたくさんの人がやはり集まりますよね。
だから、コミュニケーションを上手くしたいとお考えであるならば、この徳を積むことはとても重要で、人のために動ける人物になることが結果自分のために繋がるのですね。
受け身になると何かと辛い
一つ目のお題・・・ちょっとネガティブですね(苦笑)
人に何かしてあげようという気持ちで接するだけで心が豊かになりますが、何かをしてもらおうと考えると負のサイクルに陥るという話から進めてみます。
何かをしてもらおうとするは受け身ですよね。
受け身な考え方は、相手の出方を待つということ。要は警戒しているというあらわれ。
そういう考えで接してこられたら・・・
私は嫌ですね(笑)
相手との距離を感じてしまいます。
ですので、受け身な行動は自分から距離をとっている行動と言えます。
「私は何も悪いことしていないのに」と思っていても、受け身でいること自体が既に印象が悪くなる場合があるのです。
例えば・・・
指示待ち人間と言われる人。もし自分がこれを言われたら嬉しいでしょうか(笑)
はい。あまり良い印象の人ではないですよね・・・
悪いことはしていないんです。でも、印象が悪いのはスバリこれ!
警戒している行動、乃至はその意思表明に見えるからなのです。
こういう人よりも、人のために良かれと思って率先して相談する人の方が断然、上役からすると、
『かわいい部下』
になります。
そして、そういう風に見えるのは、その人の問題だと思うと距離を感じるどころか、間に亀裂が生じることに発展するのですね。
「自分にも問題がある」
そういう真摯な気持ちで臨むこと。これが相手を尊重している行動でもあるのでそうしてあげた方が徳を積むことになります。
だから、受け身だと損なのです。
相手の出方を待っていると、思う通りにならなければ腹も立ちますし(笑)
自分の精神衛生上も良くありませんので「受け身は辛いですよ」という事を頭に入れておかれるとお得です(笑)
でも、どうしても受け身になってしまう。
分かってても、そう思ってしまう人もいると思います。
どうして受け身な行動になってしまうのか?
それは、人間関係において相手よりも自分の方に意識が行きすぎているから。
色々と自分を飾ったり、武装したりしていませんか?
というところに繋がるのです。
よく理論武装というような話を聞きますが、指摘されるのを怖れて答えをあらかじめ用意するというような意味合いだと思うのですが、これでは建設的な話は出来ませんし、完全に受け身な行動ですので、敵対視されていると相手は感じますので、敵ではない場合は、そういう事は是非お止め下さい(笑)
「そうだったの?ごめ~ん。間違っちゃった。ご指摘有難う!」ってくらいの気持ちでいた方が懐が深くてカッコいいですしね。
それに・・・
自分が突っ込みどころ満載な人でも良いじゃないですか(笑)
飾らなくてもいい。武装しなくても受け入れてもらえる。
そうありのままの自分で良いと思えるなら、きっと受け身の行動は消えていくと思います。
次に「本当の幸せは誰かに貰う事ではなくあげること」という話を。