私はよく色んな人から相談事を持ち掛けられます。

カウンセリングだとお金はかかりますが、私はかかりません(笑)

その代わり、言いたいこと言います(笑)

結婚をしていない私に夫婦問題の相談に来る方もおられます。

おそらく、信ぴょう性のないアドバイスをしていることでしょう(笑)

私の知り合いのカウンセラーさんによると、

私に相談する人は「この人なら聞いてくれる」というのを私が持っているから来るとのこと。

確かに

「なんぼでも聞くで」というスタンスです(笑)

その時にカウンセラーさんはこういうことも言いました。

「相談したときに、この人を何とかしてあげようと思わないところが良いのかもしれませんね」と。

これはかなり意味深…(苦笑)

確かに相談されてもこうした方が良いとか、ああした方が良いとはあまり私は言いません。

どちらかというと、自分の意見を言って最後に

「知らんけど」

と必殺技で結びます(笑)

この「知らんけど」という言葉は本当に便利ですよね!!(←同意求めるなってかんじですけど)

これだけで大阪に生まれて良かったと思えるくらい(笑)今まで重宝している言葉なのです。

もう、お分かりだとは思いますが、

私、結構いい加減な人なのです(笑)

でも不思議ですよね。

こんないい加減な人間なのに、相談事を持ち掛けられるのが多いだなんて。

しかし!

弁解っぽいですが・・・

いい加減ですけど、ちゃんと寄り添ってます(キリっ!)

本当にそうしてます。

ただ、私にはこれが少し強いのかもしれません。

人は人、自分は自分

これを言うと、人生の先輩方からいつも言われます。

「そりゃ、あんたB型やから」と。

確かに私はB型です。

まぁ、その話は置いといて・・・

私は、あまり人の感情に流されないところがありまして、相手が暗くても結構、普通にいられるところがあります。

なんかこのように書くと、

薄情な人間だなと思われるかもしれませんが(笑)

相手の気持ちに同調はできるのだけども、それを同調するだけで、何とかしてあげようとはならず、どうすればこの人が楽になるのだろうという冷静に考えるところもあるのです。

そして、ここが今回の申し上げたいことですが

自分の問題は自分でしか解決できない

そのようにいつも思って接しています。

何故このように接するかというと、

逆の立場ならどうだろうと考えるからです。

相談を持ち掛ける方は、余程悩んで私のところへ来られて、場合によっては知られたくないことも話さないといけないこともある。

そういうどうしようもない状況で来ているのに、

「こうしたら良いんじゃないの?」

というのは、人間の感情的にどうだろうかと。

まるで、自分の持ち掛けた相談事は大したことがないと言われているように感じるかもしれません。

ですから、そういう身もふたもない話にならないように、相手の話をしっかりと聞いて、相談者自身の言葉から改善策を導き出すように心がけています。

それが出ないときは、同調だけで終わるときもあります。

それだけ相談者にとって根深いものだと持ち掛けられる側の理解もいるのだと思います。

「あなたの苦しんでいることはとっても難しいことだけど、苦しいのはよく分かるよ」

こういう風に接することが何よりも良いのかなと思っているのです。

そうしてできるだけ相手に答えを導き出してもらうように寄り添うことをしています。

ここで話を終わらせようと思いましたが、表題の内容と全然違うじゃないかということで、もう少し話を続けます(笑)

世の中は、どうでしょう?

コミュニケーションって重要?って感じありませんか?

いや、こういうと「コミュニケーションは大切だよ」という人は多いでしょう。

でも、例えば、

  • 「答えだけが知りたい」
  • 「人と話すのが面倒」
  • 「自分でやった方が早い」
  • 「コミュニケーションは嫌い」

こういう言葉を時々耳にしませんか?

これらは、コミュニケーションを重要視した考えにはなかなかならないですよね。

でも、世の中の問題はこれらが原因で起こったりしていることも多いように思います。

しっかりコミュニケーションをとれていたならばこんなことにはならなかったってことは結構ありますよね。

ですので、リスクマネジメントする意味でもコミュニケーションを大事にするということは私たちにとって必須なのです。

外から見れば、無駄なような会話に思えても、築き上げているものがあったりします。その築き上げてきたものが何かの助けに必ずなるのです。

「この人がいてくれてよかったな」

そういう人間関係の構築がたくさんできていると、色んな時に、色んなところで助けてくれる人が現れます。

そういう人は、助けられた感謝の気持ちがあるので、日ごろからの人間関係を当然大切にします。

日ごろから感謝して人と接するとどうなるかというと、

人と会うことが楽しくなる

嘘みたいな話ですけどね。

感謝を伝えたくて仕方がないとなるのかな(笑)

いつもありがとうを伝えたい。

そうなるものです。

会う人会う人との何気ない会話で、相手を喜ばそうとしている会話をしている人は、相手に対して感謝しているからです。

感謝の気持ちが全てにおいて楽しくさせている。

そして感謝の気持ちが人間関係を構築させている。

相談を持ち掛けられてた時でも、私はこう思っています。

私を信用して相談事を持ってきてくれたんだ。ありがたいな。そういう人の力になってあげたいなと。

コミュニケーションは人間関係の構築に不可欠です。

コミュニケーションを楽しくするためには感謝する気持ちを持つことが第一歩なのです。

最後に余談ですが、

普段の会話は、話している方も聞いている方も話している内容を重視しているわけではありません。それよりも話している内容にいかに共感しあえるかの方が重要なのです。こうして人間関係の構築がなされる。

そういう意味で、雑談は共感を得やすい会話です。だから人間関係の構築には打ってつけなので実は大切なのですよ。

何を話して良いか分からないという人は、会話の内容に重要性があると考えているかもしれませんが、普段の会話なんてどうでもいいんだという気持ちで接してみてはいかがでしょうか?結構、どうでもいいことが分かりますよ。これこそ、荒療治のように思えるかもしれませんがねお試しください。知らんけど(笑)

劇団道化座に13年間所属し、日本各地、海外公演に数多く出演。道化座退団後はフリーで演出・俳優活動を行う。「社会に寄り添う演劇」を掲げ、2019年に劇団ブルアを設立。同劇団代表を務める。現在の演劇活動として、演出業、俳優業だけではなく、関西各地で演劇のワークショップで演技指導も行う。出演回数は400ステージを超え、実践的な演技指導が持ち味。またスタニスラフスキーシステムを独自にアレンジしたブルアメゾッドを作り、「身体動作から感情を誘発させる」演技術を展開し、リアリティーのある演技を追究。「役の人物を介して自分を表現する」「自己探求」などを念頭に演技向上を図り、ありのままの魅力的な自分で勝負する独特の演技コンセプトが好評を得ております。

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