相手の無意識で行う受け入れたくなる動作

相手と自分との会話のやり取りの中で 自分が感じること
自分が話し出した時に相手が直ぐに息を止めて聞く体勢に入る⇒ 相手は自分の話よりもこちらの話を優先してくれているなと感じる
自分が話している途中、相手はこちらの呼吸に合わせて、理解した瞬間は大きく息を吸って、納得した時に息を吐くようにしてくれている⇒ 話を心地良く聞いてくれている印象を持つのと納得した時に息を吐くのを見ると理解してもらえたという安心も生まれる
話している時も、聞く時も笑顔⇒ 聞く時に笑顔が増えると待っているという印象がなくなり、窮屈ではなくなる。また、こちらの話に同調してもらえているという印象を持つ
相手の話が終わったら、合点がいったように息を吐く⇒ 相手の話で終わるかのようにすると、相手の満足度が上がり、聞く体勢に入りやすくなる

如何ですか? このようにこのように事細かく分析すると、相手の息だけでこのように「良い印象」を持つことが出来るのです。この息の使い方を熟知すればこれだけで十分相手に良い印象を持っていただくことが出来るのです。それだけ「息」って本当に重要なのです。苦しいから吸ったり吐いたりしているだけではないのですよ(笑)

柔道では、息を悟られまいとして呼吸を殺します。マラソンでは、競り合っている相手の息で相手の「疲れ具合」が分かり駆け引きに使えると言います。それだけ、人間は息で、本能的に感じとり、色々な情報を得ているのです。他の身体の動きでも印象を変えることはまだまだ出来るのですが、話が長くなるので、またの機会に(笑)

視覚で良い印象を与えるポイントは『息』

そして、無意識な動作で良い印象を与えてくれる動作は、相手にとって、特別な存在にも感じていただけます。話していても楽しいし、自分の意見を真正面から受け止めて理解しようとしてくれる特別な存在になるからです。一人一人に特別な存在でいると、注目されやすくなります。その人の周りに人が集まるからですね。

このように、俳優は無意識の動作を意識的に表して良い印象を持っていただく技術を使っているのです。息は演技練習をしなくてもある程度意識して取り組むことが出来ます。ですので先ほどの例を実践でお使いいただけたらと嬉しいです。その効果に驚かれることでしょう。

では最後のページで、より人との差別化を図り、オンリーワンの人物になって注目を与える話をします。

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