1. 視覚で印象を持ってもらう

人間は、物事を判断する際、理性的な部分より本能的な部分を優先する習性があるということを以前お話させていただきました。例えば、あなたが誰かに「良い話がある」と話を持ちかけられたとします。この時、相手の話している内容はとても素晴らしく立派のなのですが、「どうも受け入れ難いところがあるな」ということはよくありますよね。これはあなたが相手の動機を無意識に感じ取っていて話をしている内容に違和感を持ってしまうからです。「それはどのような感覚から感じとっているのか?」というと・・・

主に視覚から

です。 上記のように「受け入れ難い」と感じる理由は、話していることと動きが合っていない感じがしているのですね。これは無意識に感じ取っている部分なので、何が原因でそう感じるのかは、意識化しないと分かりません。ですので殆どの人は「しっくりこない」「気持ち悪い」という、曖昧な感覚で捉えています。

要するに「何かおかしいぞ」って感じているのです。無意識に。ですから「どうしておかしいと思うのか?」というところを意識して考えてみればその原因が解明されるのです。

「どうしておかしく感じたのか?」を意識してその原因を説明すると、相手の話が「おかしい」と感じるのは、相手の動機による視覚的な動作から感じとっていることが分かります。そして、この動機が「聞き手の自分のために言ってくれてるんだ」というふうに感じたならば『話は受け入れやすく』、「話しを持ちかけているその人自身のため(相手の私欲のため)に言ってるだけじゃないか」というふうに感じれば『話は受け入れ難くなる』のです。

話す人の動機を自分の感じ方
話している自分自身のためだなと感じると受け入れがたい
聞く側の人こちらのために言ってくれているなと感じれば受け入れられる

では、相手の無意識で行う受け入れがたい印象を与えている動作を次のページで具体的に挙げてみますね。

LINEで送る
Pocket
このエントリーを Google ブックマーク に追加
LinkedIn にシェア

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です