今回は演技の手法から。

初めて会う人に印象を良く持ってもらうためにはこの3つとお試ししていただければと思います。

・笑顔

・高い声

・ゆっくり

で話すこと

以前にもお話したと思いますが、重要ですのでまた書きました。

笑顔は好意の表われで

高い声は気を遣っていますという表われで

ゆっくりは相手に対して丁寧に接しているという表われが出てきます。

この3つを守って話していれば、高確率で好印象を与えることができます。

これは相手にこういう気持ちを見せると受け取りやすくなるということですが、会話は相手のことを思って話をすると、人間は無意識にそういう話し方になるようなのです。

笑顔でなかったり、早口になったりするのは、自分の方に意識がいっているので、相手にとって、自分本位な人だなと感じる結果になってしまうこともあるのです。

人と接するときに一番いけないのは「我」が出ること。

しかし、上記の3つを心掛けると不思議に「我」が出ない方向になるのです。

変な言い方をしますが、この3つのことを心掛けて会話をすると、相手の心も柔らかくなり、その態度が無意識に感じられて、相手も柔らかい印象を感じ取れたので落ち着いて相手に対応できるようになるのです。

こうすることで主導権を握る。

相手のことを考えて会話をすると主導権が握りやすくなるのです。

主導権を握られたからと言って相手が嫌な思いをすることは滅多にありません。

なぜなら、初対面での会話になると圧倒的に受け身になる方が多いので、会話を引っ張ってくれる人がいると何を話しかけようと考えるまでもなく向こうから話してくれるので結構助かっているのです。

ですから、

笑顔、高い声、ゆっくりで話すを実践し、相手の心を柔らかくなり、相手の対応も柔らかくなり自分にも伝わりやすくなるという仕組みを知れば、初対面であっても恐れろことはないのです。

つまり

自分の心持ちで相手の対応が変わるということですので、仮に相手が怖いといった印象があったならば、実はそれは自分が相手をそういう風にさせていているということで、自分の心持ちが招いている結果に過ぎないのです。

会話で受動的だと自らハードルを上げているということなのですね。

だから、自分から話しかけることは自分にとって大切なのですよ。

劇団道化座に13年間所属し、日本各地、海外公演に数多く出演。道化座退団後はフリーで演出・俳優活動を行う。「社会に寄り添う演劇」を掲げ、2019年に劇団ブルアを設立。同劇団代表を務める。現在の演劇活動として、演出業、俳優業だけではなく、関西各地で演劇のワークショップで演技指導も行う。出演回数は400ステージを超え、実践的な演技指導が持ち味。またスタニスラフスキーシステムを独自にアレンジしたブルアメゾッドを作り、「身体動作から感情を誘発させる」演技術を展開し、リアリティーのある演技を追究。「役の人物を介して自分を表現する」「自己探求」などを念頭に演技向上を図り、ありのままの魅力的な自分で勝負する独特の演技コンセプトが好評を得ております。

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