良いことを見つける幸せコレクターになろう

これは以前のブログ「幸せコレクター」という記事でも紹介しましたが、良い方向へ見る習慣を身につけることが出来れば、色々な恩恵に気がつくことが出来て、感謝の念がたくさん湧いてくるという話でした。

感謝する気持ちが芽生えると人はとても幸せな気持ちになります。しかし、どうしても周りに目を向けることが出来ずに、自分の気持ちで精いっぱいの方もおられるかと思いますので、無理に良い方向へ見るという無理強いだけはしないでくださいね。心に少し余裕が出来ればで大丈夫です。ゆっくりと自分と向き合い、一つ一つの自分の傷ついた思いを癒してから、このことを少しやってみようかなと思うことが出来れば試してみていただきたく思います。

具体的に何をするのかというと、

「言葉を替える」

ということです。否定的な言葉から肯定的な言葉に替えることから始めてほしいのです。俗に言われる、「コップに半分しかない」ではなく「コップに半分もある」という言葉の変換ですね。

  • 「どのみち」
  • 「所詮」
  • 「とどのつまり」
  • 「結局」
  • 「どうせ」

という否定的な結びつくような接続詞を使わないこと。

  • 「最悪」
  • 「やってられない」
  • 「どうでもいい」
  • 「許せない」
  • 「ムカつく」
  • 「理解できない」

このような周りとの調和を崩すような言葉も使わないこと。

  • 「だるい」
  • 「しんどい」
  • 「疲れた」
  • 「いやだな」
  • 「ムリ」

こんな暗示になるような言葉も使わないようにする(笑) ただ、これを最初から全部使わないようにすることは難しいので、段階を踏むことが重要だと思います。まずは自分が、とっても否定的な言葉を話していることに「気がつくこと」がとっても大切なのです。そして、それに気がついたらこういう言葉を唱えます。「こうやってネガティブな現状を呼び寄せているんだな」と。だからと言って、直ぐ次に、こうは思わないでくださいね。「だからポジティブな言葉に替えよう」と。その前にしないといけないことがあるからです。それは、

自分をしっかりと癒すこと

このケアだけは絶対にしないといけません。自分を置き去りにしないようにするために、そう思ってしまう自分をしっかりと認めて同情してあげることです。「そう思ってしまうことは仕方ないよね。」と自分自身に理解を示すことがとても大切のです。人間関係でも言えますが、相談事は黙って聞いて「わかるわかる」と言っておけば、相談している人は自力で良い風にやがて考えるようになりますよね。

それは自分自身とコミュニケーションをとる時にも当てはまりまして、しっかりと癒してあげれば、やがて「こんなことで悩んでも仕方ないよな。前を向こう」と能動的になるのです。嘘のような話ですが、人とのコミュニケーションと同じように自分とのコミュニケーションも気を遣えば、意外に自分というのは素直になるものですよ。自分を粗末にする行動をとるとその反動がきますので、自分の機嫌をしっかりと取ってあげること。これが感情に振り回されないコツなのです。

もう私が申しあげることは大体お分かりになられたとは思ますが、

感情に振り回される人は幸せにはなれませんが自分で感情を決められる人は幸せになれる

ということが言いたかったことです。いつも身の回りにある良いことを探せている人は、自分の感情を自分で決められる人です。だから、良いことを見る習慣を。幸せをたくさん見つけれる人になれれば良いですね。

最後までご覧くださいましてありがとうございました。

劇団道化座に13年間所属し、日本各地、海外公演に数多く出演。道化座退団後はフリーで演出・俳優活動を行う。「社会に寄り添う演劇」を掲げ、2019年に劇団ブルアを設立。同劇団代表を務める。現在の演劇活動として、演出業、俳優業だけではなく、関西各地で演劇のワークショップで演技指導も行う。出演回数は400ステージを超え、実践的な演技指導が持ち味。またスタニスラフスキーシステムを独自にアレンジしたブルアメゾッドを作り、「身体動作から感情を誘発させる」演技術を展開し、リアリティーのある演技を追究。「役の人物を介して自分を表現する」「自己探求」などを念頭に演技向上を図り、ありのままの魅力的な自分で勝負する独特の演技コンセプトが好評を得ております。

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