そもそも、何に有利なんだよって話ですが…(笑)
人生を楽しく過ごしたいのであれば、断然声を大きくした方が得ですという意味合いで、有利と申し上げております。
これは逆に言うと、
声が小さいことで随分損をしている
ということが言えるのです。
もう少し踏み込んで言うと、声の大小でこんなに損得しているのだということに気がついていないのがとても勿体ないのです。
小さい声の人は、どうして損するかというと・・・
自信がないように見える
というのが、一番の損をするところなのです。
自信がない印象を与えてしまうとどうして損をしてしまうのかというと、
調和の観点から言えば、
自信がないようにみえる人は自信を無くさせるような人を次々に引き寄せてしまうのですね。
悪い言い方をすれば、自信がない印象を与えただけで舐めてかかってくる人がたくさん目の前に現れるのです。
これは嫌ですよね・・・
悪意でもって舐めてくる人も当然いますが、全然悪意なく舐めてくる人もいるのです。いや寧ろ、悪意がない方が殆どで、舐めている訳ではないんですけど、苛々されたり、高圧的な態度を取られたりするので、引き寄せていると言って間違いないのですね。
こういう風に自分が弱い役割を担ってしまった場合、そこから声を大きく出して話をすることはなかなか難しいのだと思います。
ですので、まず初対面の人と会う時は、いくら立場が弱い時であっても、
大きい声を出して対応することを心得ることが重要なのです
ただ、大きい声だけですと、高圧的にとられるかもしれませんので、大きな声を出す時にこの方法を覚えておいてください。
「笑顔」「高い声」「ゆっくり」で話すこと
これは魔法の話し方です。
笑顔は、相手に好意的な印象を。
高い声は、相手に対して気を遣っているという印象を。
ゆっくり話すは、丁寧な印象を。
この話し方をマスターすれば、
とても第一印象が良くなります。
ですので、是非お試し下さいね。
それと、もう一つ。
実はこちらの方が、とても重要なことです。
大きい声で話をすると、
感情が誘発されやすくなるので、
快活な気分になりやすいのです。
私たちの演劇の練習法で、
身体動作から感情を誘発させるという技術
があります。
この身体動作が感情のスイッチとなって、自然に感情が表れるといった、凄い人間の能力があるのです。
身体を動かしていると楽しくなったりすることってありますよね。
筋トレをしていると、やる気満々になったり・・・
身体動作と感情は連動しているように思います。
これを熟知されている人は、このことを利用しているのですね。
ですから、朝起きてウォーキングするとか、ランニングするとかするのは、何も体を鍛えているだけではなく、今日一日の活力を気持ち(感情)から注入しているのです。
朝に運動すると気持ちが良いのは、そういうことなのです。
夜でも気持ちが良いのですが、すぐ寝ますからあまり印象がないだけなのです(笑)
というように、身体動作を動かす。ここの場合ですと「大きな声を出す」ことによって、気持ちが晴れ晴れとしたり、ストレスが軽減されたりするのです。またお腹も空きやすくなるので、食欲も出てきます。良いことづくしなのです。
それでも、大きな声を出すのは勇気がいる・・・
そうですね。分かります。ですから、しばらく時間がかかるかと思いますが、自分で日々大きな声を出す練習することによって、
大きな声を出していないけど大きな声が出ているという風に持っていければ大丈夫です(笑)
自分では声が大きいとは思ってないから(笑)
これは本当にそうなんです。声を大きくしただけで笑顔が増えた人は本当に多いのです。
でも本人は気がついていない場合が多く。何が変わったか分からないけど、この頃食欲が出てきたとか、平気であるんですよ。
自分では変わっていないと思っていても、声の大きさが微妙に変わっただけで無意識に身体が感情を誘発させていてるので、なかなか気がつきにくいところではあるかと思います。
どうですか?
これで、大きな声でこれから話してみようと思いましたでしょ(笑)
では、次のページで声を大きくする練習についてお話しします。