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今の目の前の出来事は、自分が以前に思い作り上げた現象である。ですから、日ごろの行いはとても重要であります。

つまり自分で目の前の現状を作り出しているということ。ここにいち早く気がつかなければ、惰性で人生を歩むことになる。

自分が現状を作っているならば、作る時の環境はとても大事。だから、いつも楽観的にポジティブに生きた方が好転しやすいと言えます。

でも実はこれってもの凄く難しい道でもある。自分の機嫌を取ることこそが人生の修業と言っても良いでしょう。

自分の機嫌が悪い時はろくなことは考えません。このろくなことしか考えてなければ、そのろくなことがないイメージが頭の中で徐々に構築されて、後々にそれが具現化されて目の前に現れるという仕組みなのです。

ですから、どんな状況であっても、自分を明るく持って行ける人になること。これが重要なのです。

自分の今までの過去はどうでも良いんですよね。

でも、中には無理にポジティブになろうとしても、自分の中で無理してるというのが分かっているから、かえって自分の現実を直視することになるので、自分の中ではネガティブ要素が抜けきれないと思われる方もおられるでしょう。

ですから、私は修行だと思ってるんです。

ネガティブな人間でも、自分にずっと良いことを言い聞かせれば、それが習慣になるのを知らなければなりません。

習慣というのは本能的な部分に落とし込むということ。これが必要なので、表層部分で考えた浅知恵で判断してはいけません。なんでもポジティブに捉える達人になることが良い環境を作れる人間になるのです。

こうした取り組みを長年していくと、それに合う人と合わない人が出てきて、合わない人は自然と離れていくようになっているようです。

世の中には条件付けで物事に進む人が結構多いのですが、条件が合わなければ直ぐに諦めてしまうことも多いので、自分を条件に合わせることの方が自分にとってそれは修行になるので、実は重要だったりするのです。

ですが、そういうことを言っても、実際に自分で経験しないと分からないことなのかもしれません。それも勉強と思えばいいのですが、条件に合わないことは世の中にはあまりにも多すぎるので、結局は同じところで躓きやすくなる自分を作ってしまうことにもなることは頭に入れておきたいところです。

それよりも、現状で、今自分に置かれていることを直視して、成長を求める方が余程近道のように思います。

つまりこうした芸事は、実は内面を成長させることこそが最も重要なのです。それを外に求めること自体、この自分の機嫌は自分でとるという修行を放棄しているのかもしれません。

成功は人を仕合わせにはしませんが、成長には仕合せを感じます。人間は心で成長したと思えるところに仕合せを感じます。そういう人は、出会う人出会う人に、または出会うもの出会うものに感謝の念が生まれます。だから、幸せを感じるのです。

出会う人に感謝の念を伝えたいのであれば、自分は、その方々にとってとても素敵な人間であることが大切です。そこで、自分のネガティブな事情を話したところで、相手への謙りはあっても敬意は感じられません。だから、お相手も面白くないのです。

自信を持って、あなたと出会えてよかったと思える人になること。だから、常にハッピーな顔をすることが修行なのです。

実は演劇をしていてとても重要なことに気がついたのです。

それは、私たちの演技法ブルアメソッドでも言っている「身体動作から感情を誘発させる」という演技法です。

これは自分の機嫌を取ることに際し、これほど効果的な方法はありません。

つまり自分の動作行動を意図的に引き起こすことにより、目の前の環境は変えられるということです。演技で感情を誘発させるには反復練習が必要です。これは習慣と同じこと。

良い感情でいたいのであれば、この動作行動を修得すること。

演技は人の心を動かす技術。人は観客でもあり、共演者であり、自分自身でもある。自分自身の心が動いていないのに、他人の心が動こうはずもない。この演技の原理原則がこういうところにも生きている。環境はこうして作って良くものだと思います。