『説法が面白そうだ』と住職さんに仏門に入らないか迫られたことがあります(笑)そんな理由で…

よく人前でお話させていただく機会を頂きますが、私自身は大勢の人前でも一人一人に会話するように接してお話させていただいてます。

まぁ、そこで姑息な手段ですが「自虐ネタ」を放り込んで笑っていただこうと、いつも密かに狙っております(笑)

でも、狙いすぎると外すことも多いので、外した時はやっぱり恥ずかしいですね(笑)

でも、基本人前で話すことはとっても好きなんだと思います。

赤面症で悩んでいた頃には、絶対に考えられないことですよね。

そうです。私、赤面症なのです。

人間って、開き直るって、とっても重要だなと思います。

人前に立つことが好きになった今でも赤面症が治った訳ではないのです。

未だに恥ずかしくなったら、まっかっかになります。それは人が見て気の毒に思われるくらいのリンゴ級です。

でも、今はそれを売りにしている(笑)

いや、売れるものかどうかは定かではありませんが(笑)

もう症状とは捉えていないので、

赤面症ではなく

タダの赤面(笑)

ありのままの自分を受け入れれば、とっても楽しい方向に行くものなのですね。

自分がいけてないと思うと、それを直そうと頑張りますが、頑張るよりももっと大切なことがあって、それは・・・

自分は受け入れられている

と思うことなのですね。

自分が受け入れられていると思えば、大勢の人の前でも飛び込むことが出来るようになる。

だから、自分は受け入れられていると思うことが大切なのです。

この話は、このような言い方も出来ます。それが次のお話。

相手を信用する能力を身につける

どのような言い方が出来るかというと、

相手を信用しているから、自分をさらけだせているということです。

恥ずかしいことでも言えるのは、相手が決して自分を変なふうに誤解しないと思えているからなのです。

変に思われたらどうしようとかはなく、変に思われても大丈夫という思いの元で、接することが出来ているのです。

そして、こういう接し方をすると接してくれている人はどう思うかというと、

「私を信用してくれているんだな」と無意識に感じるのです。

例えば、あなたがある人から相談事をされたとします。その時、あなたはこのように感じませんか?

「自分は信用されている」と。

こう感じるとそのある方に対して何とかしてあげたくなりますよね。

そうなのです。人は相手から信用されると心地良くなるのです。

心地良くなると、何かしてあげたいという気持ちが芽生えます。そうなると、その人が嬉しくなるようなことをしてあげようという行動につながるのです。

例えば、話を聞いている場合なら、笑顔で聞いてあげようとなる訳ですね。

だから、信用してますよという会話が相手に表われていると、相手もその期待に応えて信用する行動へと発展するのです。

相手を信用する能力を身につけたくなりましたでしょ?(笑)

では、どうすれば相手を信用する能力を身につけられるかという話をします。

相手の厚意に感謝すること

相手の厚意に感謝すること。

相手が好意をもって接してくれているとは限らないと思われるかもしれません。

しかし、ここでお伝えしたいことは、

『相手の好意を出来るだけ汲み取ること』

です。

人のご厚意は、実はあまり気がつかない場合が多いのです。

普段、当たり前だと思っていることでも、実はそこに多大なる厚意があったりするのです。

その厚意になかなか気がつけないでいる場合はこういう事が言えます。

普段からの感謝が足りない

ということです。

感謝する気持ちが常にあれば、何に対しても感謝できるものです。

感謝出来ないと感じるのであれば、それは出来るものがないのではなく「見つけられない自分に問題がある」と思っていいでしょう。

世の中は感謝することで溢れています。

例えば、私が人前で楽しく話をさせていただいているのも、聞いて下さる方がいるから成立するのであって、もし聞く人がいなければ楽しくもなんともないのです。ですので、聞いてくださって感謝しますなのです。

そしてこの感謝の気持ちを言葉にすると、相手も感謝の気持ちを伝えたくなるものです。

この気持ちの通い合いがお互いを信用しあう行為に繋がっているのです。

「社交辞令」もあるじゃないかと言う方もいるかもしれません。

しかし、それは少し違います。

社交辞令の意識で接する人は、相手に社交辞令だ無意識に伝わってしまうものです。

そうなると相手から信用を得るのは難しいでしょう。

このことが分からないから「社交辞令」と思うのであって、本当に感謝を伝えている人は、信用を勝ち取ることが出来てるのです。

これは、演技の観点からも言えまして、人間は無意識に相手の動機が伝わるもので、言葉にしなければ分からないと思ったら大間違いなのです。その多くが身体の動きから発するもので、それを無意識に感じ取っているのです。

相手の動作を見て、感覚的に相手の動機を見るので、思ったことはどこか体の動きに出ていたりするのですね。

ですので、自分の感じるモノを出来るだけ良いものにしておかなければ、悪いものを感じていると相手にそれが伝わり、最悪は信頼関係に響くこともある。

だから、出来るだけ感謝する気持ちで接することが大切なのですね。

この原理が分かれば、

感謝する言葉が、相手を幸せにさせて、

幸せになった相手の言葉で、

自分も幸せな気持ちになれる

感謝の言葉が幸せを引き寄せる。

周りへの感謝する気持ちを大切に

劇団道化座に13年間所属し、日本各地、海外公演に数多く出演。道化座退団後はフリーで演出・俳優活動を行う。「社会に寄り添う演劇」を掲げ、2019年に劇団ブルアを設立。同劇団代表を務める。現在の演劇活動として、演出業、俳優業だけではなく、関西各地で演劇のワークショップで演技指導も行う。出演回数は400ステージを超え、実践的な演技指導が持ち味。またスタニスラフスキーシステムを独自にアレンジしたブルアメゾッドを作り、「身体動作から感情を誘発させる」演技術を展開し、リアリティーのある演技を追究。「役の人物を介して自分を表現する」「自己探求」などを念頭に演技向上を図り、ありのままの魅力的な自分で勝負する独特の演技コンセプトが好評を得ております。

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