まず、正道とは何かをお話しします。

正しい道

です(笑) 自分がそう行けば必ず上手くいく道とお考えになられても良いです。しかし、誰だって今から行く道が正しい道だとは分からないですよね?

ここがポイントなのです。

やってみないと分からない

だから、後先考えずに行動してみれば良いとまず考えて下さい。そうすると必ずやったことの成果が見られます。

「なんにも変わらないよ」

そういう人もいるかもしれません。

それは、まだ成果に行きついていないだけです(笑) 成果を見つけるまで進むのです。慣れない人は、この成果にはなかなか行きつきません。しかし、行動力のある人はこの成果が尋常ではなくすぐに訪れるのです。何故かというと、

行動をたくさんしている人の感覚はとっても鋭くなっているから

なのです。この成果を感じる感覚が鋭くなると、普通の人が気がつかない成果を敏感に感じることができるようになるのです。でもこう思う人がいるかもしれませんね。実際に成果を得られず失敗する場合もあるじゃないと…… それはこう考えてみては如何ですか?

失敗だと分かったことが成果

だと考えるのです。 私は今、演劇講座でお教えしていますが、一番役に立つのが

失敗経験を話すこと

なのです。私の講座を受講された方は皆さんご存知ですが、私の話の大半が

自虐ネタ

です(笑) 自分でも自覚してます。 突っ込みどころ満載の人…(笑) ですので、失敗をした元にお話しすることが多いので、教えてもらっている人は先生というよりも、

失敗オヤジの生き字引

と感じるのではないでしょうか(笑) だから、若い人たちも結構フレンドリーに話をしてきますし、時々、舐められてます(笑) まぁ、リスペクトもしてくれているのでそれは冗談ですけど(笑) 要は、今まで散々してきた失敗が、今人にお教えする時に活かせているんですよね。だから、失敗して良かったんです(笑) まぁ、失敗しますよと言うことを教えている訳ではありません。

失敗しても、こういう考え方でいてね。そうすれば苦しむことはないよ。

と失敗の苦痛を出来るだけ取り除くお話をさせて頂てます。どうして、それよりも失敗させないようにしないのかというと、

世の中は失敗した方が分かることの方が多い

からなのです。今までのお教えして頂いた環境を振り返ってみて下さい。

失敗しないようにする「お教えかた」ばかり受けてませんでしたか?

このような教えを受け続けたらどうなると思います? 当然、失敗したらいけないと考える人間になりますよね。失敗するのが恐怖に感じる人もいますよね(笑)

私の思う一番理想は、

失敗しても大したことがない

と思えるメンタルを持つことなのです。それにはですね。

絶対に失敗の量を増やさないと無理なのです(笑)

でも、このように思われる方もいるかも知れません。失敗したら自信がなくなって、行動できなくなるのではないかと……

そう思われるのもよく分かりますが、それは…

まだ失敗の達人とは言えない(笑)

失敗し続けるとどうなるかというとですね。

自分に呆れるのです(笑)

ここまで上手くいかないのか…となります。こうなるともう、もうどうでも良いやってなりますよね(笑) そういう時に他力が働くんですよ(笑)

何故だと思います???

これは自分を追い詰めたら出てきたというわけではありません。

こうすれば上手くいくという考えがどこかにあると上手くいかない

その考えを取り除くことが出来たから他力が働いて上手くいくようになるのですね。これはどういうことかというと、こうすれば上手くいくという考えで行動するとなかなか見えないものがあるからなのです。その見えないものとは、

行動してる時に上手くいくであろうサイン

それをたくさん見逃してしまうのです。物事を期待してみると、そうなるものだと思っているから、今の行動に注意が行かなくなり、疎かになる確率が上がるのです。

そうではなく、今している行動に全意識を持っていけば、ふっと閃いたものが眼前に現れる。そのような他力が感じられるようになるのです。

つまり感覚を研ぎ澄ますことで、少しでも変化を逃さないぞというモードになれば、少しの変化でも気がつくようになるのです。そして、その少しの変化に気がついて、それで進むべきか退くべきかを実際に見てみるのです。上手くいけば成功ですし、上手くいかなければ失敗ですが、その失敗をした時の感覚が多ければ多いほど、経験となり、段々とより早い段階で失敗だと察知する素晴らしい感覚が身につくようになるのです。

「上手くいく人は何をしても上手くいく」という言葉を一度はお聞きしたことがありますよね。

こういう方々はおそらく行動してみて早い段階で「失敗」って分かっているのではないかと思うのです。人よりも尋常じゃない早い段階で良し悪しを見極めることが出来ている。いわばその人が今まで経験してきた経験則で判断できているのですね。その経験則を基にしているのは、全て感覚によるものです。自分がこう感じたと思う行動を誰よりも自分の行動に反映させているのだと思います。

それにこういう方々は仮に失敗が起きても大したことがないと考えることができているから、どんどんチャレンジしていけるのですね。少々なことが起きても大丈夫。また感覚も鋭くなっているので、ダメだなと思ったら退くのも無茶苦茶早かったりする。失敗だとすぐに分かればすぐに修正できるものですし、労力も少なくて済む。だから、ものすごく行動しているのです。その中で失敗もしているのです。

失敗はしているのでしょうけど、失敗だと分からないくらい早く立ち回っているのかもしれませんね(笑) そういう方々は成功しているところにフォーカスされやすいので、人知れず人の何倍も苦労されていることもあるのでしょうが、そこを見てくれないところに寂しさを感じるのかもしれませんね。このように失敗をしていくと、次の行動に活かせる「センサー」も養うことができるのです。このセンサーはやる前からダメと分かるセンサーにもなります。

こういう状況で目が行くものは大抵良くないものに決まっている

つまり、自分が弱り目に祟り目になっている時、助け船かどうかを見極めることもできるようになるのです。感覚の鋭い人は、初めて会った人でも顔で大体わかるという人もいますよね(笑)

その真意は分かりませんが、ありえない話ではないかなとは思います。こういう風に、失敗は誰もがしていて、失敗は大したことがないと考えられるように失敗を繰り返すことはとても大事だと思ってるから、後進の方々にも出来るだけ多く失敗してほしいと思うのです。しかし、そう講座でそのようにお教えしても失敗したくない人だらけですけどね(笑) 

そうですよね。誰もが失敗はしたくないですよ。でも失敗した時にどう考えるか。この備えだけはお教えしたいのです。特にこれからの人には、続ける重要性を実践させることで習慣がつけばと思います。

さて、最後に次のページで続けていくと何が見えてくるのかというお話をさせて頂きます。

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