今回は私の思う結論から申し上げます。

行動力のある人の特徴はズバリ!(笑)

自分の動かし方が上手い人

です。

自分の動かし方???

ちょっと可笑しな表現に聞こえるかもしれませんね。

ですので、これから説明させていただきます。

まず、この話から。

例えば、

もしあなたが誰かに命令口調で「何かをやれ」って言われたら、どんな感情を持ちますか?

恐らく、嫌な感情を持つのだと思います。

だから、「やりたくない」と思うだろうし、仮に言う通りにしたとしても、いやいやでやってしまうのではないでしょうか。

これをかみ砕いて説明すると、

まず、上記のやり取りでいうと、命令する人は「人の動かし方が雑な人」と言えます。

その雑な動機をあなたが感じるから「いやだな」と感じるのですね。

で、もし、命令する人があなたをとっても丁寧に接していたならば…

それならば如何でしょうか?

もしかしたら、「あまりやりたくないけどやってあげようかな」という譲歩の気持ちも出てくるのではないでしょうか。

または、日ごろとてもお世話になっている人から「何かをしろ」と言われても、あの人は口が悪い人だけど心根は優しい人といって、命令する相手をしっかりと酌んだ形で、命令に従うということもありますよね。

このように、基本命令は誰もが嫌なものですが、色んな条件で、命令を素直に受け入れることも出来るのだと言えます。

そして、ここからが重要な話ですが、

実は、これは対外的なことだけではなく自分の内面でも同じことが言えるのです。

自分が当然だと思って自分に行動を促すと

「誰が言うこと聞いてやるか!」ってなるんです(笑)

『自分の言うことを自分が聞かない現象』とでも名付けましょうか(笑)

このことが原因で自分が動かない人になっているのです。

よく自分との闘いって言われますよね。

こういうところでも闘っているのですよ(笑)

つまり、自分のためだから苦労をしなければならないと意志で考えていても、なかなか行動に移せないのは自分が自分の言うことを聞いていていないからということなのです。

ややこしいですね(笑)

人間は誰だってしんどいことはしたくないですし、やりたくないことはしません。これは当たり前です。

自ら危険を冒してまでするには、それなりの理由があるのでしょうが、その理由が見つけられなければ絶対にしませんよね(笑)

これは本能的な部分で、理性で押さえることは非常に難しいのです。

命令しただけでは「誰が言うこと聞くか」ってなるのは

自分の本能には何のメリットもないからともいえるのです。

このようなことから、

自分をうまく動かせる人は

「自分の本能に何かメリットがあるよ」としっかり自分自身に伝えられる人

であれば、行動力は自然と上がるのです。

自然に逆らってはいけません(笑)

私たちの住む世界は何故存在しているのかご存じですか?

それは・・・

誰にも分からない(笑)

だけども、

私たちは日々の自然の流れに沿っていると、

色々なことが分かってくるような気がします。

そしてそのほとんどが「生きるっていいよね」という感覚ではないでしょうか。

もし、そのように感じられないということがあったならば、

どこかで

自然に逆らったことをしているのかもしれませんね。

ただこれはあくまで一個人の意見としてお聞きいただければ幸いです。

生きることが辛いと思われる方もおられます。それがどんなに難しいのか私には図りしれません。ただ、この話は少しきついと思われる方もおられると思いますので、こういう意見もあるという程度で軽く流していただければ幸いです。

また、共感いただけるのであれば、それはとても嬉しいです。

最後にこの話を

自分のことを大切にすると行動力が上がる

私のとある演劇ワークショップに今まで演劇をしたことがない女性が来られた話をさせていただきます。

その方は、私たちが行っている演技方法「スタニスラフスキー・メソッド」に共感して参加されました。

彼女は、闘病生活を送っていて、会社を辞めて治療に専念する傍ら、私たちの門を叩いてくれました。

「私は、自分の思う通りに生きてみたい」

この言葉が、私の心に刺さりました。

人は死の恐怖に直面すると生きることの意味を知るのか・・・

そのあたりはよく分からないのですが、彼女の行動力は本当に素晴らしいものがあります。

演技の練習は体力勝負なところもあるので、とても心配なのですが、それでも自分のできる範囲でなされている。

その姿がとても眩しく、こちらとしても自然と熱が入ります。

そして、練習を重ねてきたある日。

『身体を動かして感情を誘発させる』

この練習をしていた時に、

彼女は急に涙を流しました。

そして

「今、初めて分かりました。今ようやく見えたような気がします」

そう彼女は言って、

「今まで何をしてきたんだろう」と言葉を続けました。

私はその彼女の涙を見て

この方は、今まで相当な辛い思いをされたんだなと初めて知りました。

身体を動かして感情を誘発する練習が

彼女の琴線に触れて吐露する想い。

それが周りの参加者に伝わる。

涙を流しながら練習をともに出来たこと。

これは今でも大切な思い出です。

どうして辛いか分かってあげられないのですが、寄り添うことが出来たのはせめてもの救いでした。

彼女が言ったその言葉

今、初めて分かった。

これは

『初めて、自分の心の声が聞けた』ということではないでしょうか。

今、ようやく見えてたような気がする。

これは

『私が今、何がしたかったのかが分かったような気がする』ということではないでしょうか。

そのあたりは定かではありません。

でも

彼女の中で、自分自身を受け入れて、その傷を癒し、そこから前を見た。

そのように見えました。

「自分を置き去りにしないで」

そういうことを申し上げて、感極まる方々は今までも多くおられましたが、どうしてその言葉がその方たちの心に響いたのかは今まで分かりませんでした。

でも、彼女のその言葉でそういうことなのか・・・と

「教えるということ」は『教わるということ』

私は今のこの仕事に感謝しました。

自分の心には細心の注意を。

自分の心に真心のこもった手紙を出してあげていただければ。

そう願います。

最後までご覧くださいまして、ありがとうございます。

劇団Blue Earth Theater Company代表

さいとうつかさ

劇団道化座に14年間所属し日本全国、海外で公演。現在は役者の勉強会「いわゆるえんげきの会」と当劇団の代表を務めております。ステージ出演回数は400回以上と実践で培った演技指導が強み。劇団以外でも、演技指導、演劇ワークショップを行なう。スタニスラフスキーシステムを独自にアレンジした実践型メゾッド『ゆるえんメソッド』は今までにはない演技練習法として支持を得ております。特長は「ダメ出しではなく褒め出し」「自分を変えないで本来の自分をみつける」という考えで、演技向上だけではなく「自信を深める」演技レッスンを行なっております。

スポンサーリンク

LINEで送る
Pocket
このエントリーを Google ブックマーク に追加
LinkedIn にシェア

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。