1.本当の演技とは

まず、簡単に演技のご説明をさせて頂きます。演技は、字のごとく演じる技という意味ですが、この演じる技というのはどんなものかお分かりになられますでしょうか?この定義は難しいのですが、私が思うに、表現によってお客様の心に伝わる技術だと考えております。

つまり、『伝わる表現』が演技というわけです

では、お客様に表現が伝わってないモノはどうかというと、それは演技ではありません。演じてはみたけども、伝わらなかったのは演じているだけに過ぎないのです。ですから、「こうすれば表現が伝わる」という確固たるものでなければ演技とは言わないと思っています。

これを聞くと如何ですか?

演技って物凄く難しそうだと感じませんか?(笑)

そうなのです。演技ってとっても難しいのです‼ 本当の演技とは難しいものなのです(笑)

「だって、お客様の反応は千差万別だし、同じものを見ても違う風に感じることだってたくさんあるじゃない」

そういうご意見もあると思います。そしてそれは間違いございません。しかし、これはどのような世界でもそうです。例えば、美味しい料理屋さんであっても、中には口に合わない人だっておられます。では、そこの料理人の技術はないのかというと、そんなことはありません。多くの人を満足にさせているという技術をお持ちになられています。多くの人に表現が伝わる技術が本物の演技なのです。

では、次のページで本物の演技である『伝わる演技』とはどのようなものかご説明させていただきます。

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